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家族葬の知識

2024.04.02

【骨葬とは?】行われる理由や流れ、メリット・デメリットを解説します 

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通常であれば、葬儀・告別式の後に火葬を行いますが、地域の慣習や特別な事情から、葬儀・告別式の前に火葬を行い、ご遺骨を供養の対象とする「骨葬」が執り行われることがあります。
今回は、骨葬とはどのような葬儀なのかどのような事情から骨葬が行われるのか、などについて詳しく解説します。骨葬のメリット・デメリットもお伝えしますので、骨葬を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

骨葬とは?普通の葬儀と何が違うの?

日本で葬儀といえば、祭壇の前にご遺体を納めた棺を安置し、お通夜や葬儀・告別式を執り行った後、葬儀会場から火葬場へ移動し火葬を執り行う形が最も一般的です。しかし、一部の地域やケースによっては、最初に火葬を行い、葬儀会場にはご遺体の代わりにご遺骨を安置して葬儀を執り行うことがあります。そのような葬儀のことを「骨葬(こつそう)」といい、通常の葬儀と区別しています。

骨層の流れ

骨葬は火葬を先に行うこと以外は、通常の葬儀と同じ流れで進みます。
基本的には【火葬】→【お通夜】→【葬儀・告別式】となりますが、一般的に「前火葬」と言われる【お通夜】→【火葬】→【葬儀・告別式】となるケースも含めて骨葬ということもあります。
またお通夜や葬儀・告別式当日の儀式の流れについては、一般的な葬儀と変わりはありません。

骨葬が行われる理由とは?

骨葬が行われる理由は、複数あります。

①地域の慣習として骨葬が行われる

実は大正時代から昭和中期にかけては、骨葬の方が一般的な葬儀でした。それが、時代の流れとともに変化するにつれ骨葬を行う地域はだんだんと少なくなってきました。しかしながら今でも特に東北や北海道、九州の一部の地域などに、骨葬が一般的に行われている地域があります。ちなみに骨葬が一般的に行われている地域では、葬儀のことをわざわざ「骨葬」とはいいません。むしろ、ご遺体を供養する現代の形の葬儀を「生葬」と言って区別することがあります。

②ご遺体の状態が理由で骨葬が行われる

交通事故や長い闘病生活によって激しくご遺体が損傷されている場合や、孤独死などでご遺体の発見が遅れ腐敗が進んでしまっている場合などに、先に火葬を済ませてから葬儀を行う骨葬が選ばれることがあります。ご遺体の状態が悪いと、匂いや衛生面をなどの理由から、葬儀にご参列の方々が直接ご遺体にお別れをすることが難しくなってしまうためです。
たとえば近年では、新型コロナウィルスに感染してお亡くなりになられたご遺体なども、感染のリスクを考え、先に火葬をしてから骨葬を行うケースが多かったようです

③密葬を行った後の本葬は骨葬となる

芸能人や大企業の社長など、著名な方がお亡くなりになった際に、まずご家族など一部の関係者だけで密葬を行い、その後一般参列者が集まる大々的な葬儀(本葬)が執り行われることがあります。その場合、密葬の後に火葬を行うため、本葬の際には必然的にご遺骨の状態で葬儀が執り行われることになります

④遠方でお亡くなりになっため骨葬となる

学校や会社の都合で遠方に暮らしている方や、海外在住の日本人の方などが現地でお亡くなりになられた場合、ご遺体の状態で長距離を搬送をすることに不安を感じることがあると思います。またその場合、かなりの費用がかかってしまいます。特に飛行機で移動する場合はドライアイスが使用できないため、ご遺体の状態でお運びする場合はエンバーミングを施す必要があります。エンバーミングには100万円をこえる費用がかかってしまうこともあります。このように遠方でお亡くなりになられた場合は、費用面の理由から現地で火葬を行い、ご遺骨の状態でご遺族様がつれて帰るケースが多くなっています

骨葬のメリット・デメリット

続いて骨葬のメリットとデメリットについてお伝えしたいと思います。

骨葬のメリット

✔︎ご遺体の状態を気にせず葬儀ができる
ご遺体の状態によっては、匂いや感染などの衛生面、見た目の激しい損傷などが気になってしまう場合があると思いますが、先に火葬をすることでご遺体の状態を気にすることなく、故人様との最後の時間を過ごすことができます。

✔︎いつでも都合の良いタイミングで葬儀が行える
骨葬は先に火葬を行った後に葬儀を行うため、葬儀までの間ご遺体の状態を保つために気を配る必要がありません。そのため葬儀の日程に融通が利きやすいというメリットがあります。というのも葬儀日程は、ご家族様やご親族様、宗教者の都合と火葬場の空き状況、ご遺体の安置日数等を総合的に判断して決めることになりますが、先に火葬を済ませておけば、葬儀を急ぐ必要はなく、いつでも条件が整ったタイミングで葬儀を行うことができるためです。

✔︎費用を抑えることができる
また安置場所を確保する手間や費用、ご遺体の状態を保つためのドライアイス等の費用も抑えられ、上述したように遠方でお亡くなりになられた場合の搬送費用も安く抑えることができるという費用面のメリットもあります。

骨葬のデメリット

✔︎故人様のお顔を見てお別れすることができない
通常の葬儀では、最後に故人様のお顔を見てお別れすることができますが、骨葬の場合はご遺骨の状態で葬儀を行うため、参列者の方が故人様のお顔を見てお別れをすることはできません。そのため一般的なお葬式に慣れている方にとっては、残念に感じてしまうかもしれません。

✔︎周囲の理解が必要
骨葬が一般的ではない地域では、当日故人様のご遺体に直接お別れができず、ショックを受けてしまう方もいらっしゃるかもしれません。また、親族などから骨葬について不満を伝えられることも考えられます。

骨葬の注意点

周囲の理解を得ておく必要がある

デメリットの章でもお伝えしたとおり、骨葬が一般的ではない地域では、親族などの理解が得られない場合もあります。事前に事情を説明し、周囲の理解をえた上で行うようにしましょう。

参列者にも骨葬であることを事前に知らせておく

葬儀に参列される方は、基本的には最後に故人様のお顔を見てお別れができると思っていらっしゃいます。そのため、葬儀当日にがっかりさせてしまわないよう、案内状などに事前に骨葬であることをお伝えしておくとよいでしょう。その際は、ただ骨葬といっても伝わらない可能性がありますので、火葬を先に行った後にお通夜や葬儀・告別式を行うため、葬儀では故人様のお顔を見ることはできないということがわかるようにお伝えすると丁寧です。
また、たとえ骨葬が一般的な地域でも、遠方からの参列者がいる場合は同じように事前説明が必要になります

必ず葬儀社に骨葬であることを伝える

骨葬が一般的である地域以外で骨葬を行う場合は、葬儀社に骨葬を希望していることを最初に伝えておくことも忘れないようにしましょう。

骨葬の手配はどうすればいいの?

骨葬の場合、先に火葬だけを行い、葬儀は少し時間を置いてから行うことも可能です。そのため葬儀社の手配をどのタイミングですべきか迷われるかもしれませんが、火葬を先に行う場合でも、ご臨終されてからすぐに葬儀社を手配しておくことをおすすめします
そうすれば、火葬場の手配などの面倒な手続きを、葬儀社に任せることができて安心です。

骨葬は周囲との連携が大切

いかがだったでしょうか。骨葬は、葬儀の前に火葬を行い、ご遺骨に対して供養を行うというもので、今も日本の一部の地域では一般的に行われている葬儀の形です。骨葬が一般的ではない地域でも、ご遺体の損傷や腐敗が激しく、すぐに火葬が必要とされるケースや、遠方でお亡くなりになられたケース、そして有名人がお亡くなりになった際に行われる密葬の後の本葬では骨葬が行われています。骨葬の場合は、親族や参列してくださる方々など周囲の理解も必要となるため、事前の説明をきちんと行い、葬儀社との連携もとりながら進めていけるといいですね。

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