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2025.07.06

骨壺選びのポイントは?種類やサイズ、デザイン、費用相場をご紹介

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骨壺選びのポイントは?種類やサイズ、デザイン、費用相場をご紹介

骨壷は、故人の遺骨を保管するための大切な容器です。
陶器製のシンプルなデザインのものがよく用いられますが、実は骨壷の素材やデザインにはさまざまなバリエーションがあります。また、サイズも9種類あり、お住まいの地域や納骨方法によってふさわしい骨壷のサイズが異なるため、葬儀の打ち合わせまでに骨壷選びのポイントについて知識を深めておくと安心です。

そこで今回は、骨壷の素材やサイズのバリエーションに触れながら、ふさわしい骨壷の選び方選ぶ際の注意点をご紹介します。骨壷の費用相場についても触れていますので、これから葬儀を控えている方は、ぜひ参考にしてください。

骨壷はいつ必要?

日本では、ほとんどのご遺体が火葬によって弔われます。火葬後、すぐに収骨が行われますが、その時に必要になるのが骨壷です。つまり、葬儀当日には骨壷を準備しておかなければならないため、葬儀の打ち合わせの際に、骨壷を選んでおく必要があります。そして、収骨後の骨壷は、一定期間ご自宅で保管されたのちお墓などに納骨されることが一般的です。

骨壷に求められる機能とは

火葬から納骨までの流れを見ても分かるとおり、骨壷には、火葬によって熱っせられた高温のご遺骨が収められるため、耐熱性が高い素材である必要があります。また、お墓に納骨する場合は、カビや損傷から守ってもらえるように、湿気に強く耐久性のある容器であることが求められます。

骨壷のサイズの種類

骨壷のサイズは2寸〜尺寸まで9種類あります。故人の体格によって収めるお骨の量がかわるため、基本的には体格に合わせたサイズを選びますが、納骨方法やお住まいの地域によっても、骨壷のサイズが異なることがあるため注意が必要です。

※1寸=3.03cm

骨壷のサイズ(寸) 骨壷のサイズ(cm) 用途の目安
2寸 直径約6.5㎝×高さ約7.5㎝ 分骨や手元供養
ハムスターなど小動物の遺骨
2.3寸 直径約7㎝×高さ約8.5㎝ 分骨や手元供養
フェレットなど小動物の遺骨
3寸 直径約9.5㎝×高さ約11㎝ 分骨や手元供養
うさぎなどの小動物の遺骨
4寸 直径約12.5㎝×高さ約14㎝ 分骨や手元供養
納骨堂や小規模な墓地向け
猫や小型犬などの遺骨
5寸 直径約15.5㎝×高さ約17.5㎝ 納骨用
納骨堂や小規模な墓地向け
中型犬の遺骨
6寸 直径約18㎝×高さ約20.5㎝ 納骨用
一般的なお墓・納骨堂向け
大型犬の遺骨
7寸 直径約22㎝×高さ約25.5㎝ 納骨用
一般的なお墓・納骨堂向け
超大型犬の遺骨
8寸 直径約25.5㎝×高さ約28.5㎝ 納骨及び改葬時の遺骨収納・合葬墓向け
尺寸 直径約31.5㎝×高さ約34㎝ 納骨及び改葬時の遺骨収納・合葬墓向け

骨壷のサイズの選び方

骨壷のサイズや一般的な用途をご理解いただいたところで、さっそく、お住まいの地域や故人の体格、納骨方法の違いなどによる骨壷の選び方を解説します。

地域からサイズを選ぶ

お住まいの地域によって収骨に関する慣習が異なるため、ふさわしい骨壷のサイズも異なります。

【東日本は7寸が一般的】
東日本は、故人のお骨を全て収骨する「全収骨」が一般的であるため、体格による違いはありますが、成人のご遺骨の場合で7寸が標準的なサイズとなります。

【西日本は3~5寸が一般的】
西日本は、喉仏や足、腰、胸などの一部のお骨を骨壷に収め、残りは火葬場にて回収される「部分収骨」が一般的なため、東日本よりも小さめの3寸〜5寸の骨壷が標準的に選ばれています

体格による違いからサイズを選ぶ

ご遺骨の量に比例して骨壷のサイズも小さくなります。たとえば、成人で全収骨を行う場合は7寸の骨壷が一般的ですが、体の小さなお子さんやご高齢の方などの場合は、体格に合わせてそれより小さめの骨壷を選ぶことがあります。一方、成人でも身長が180cmを超える方で全収骨を行う場合、7寸の骨壷では足りない場合も考えられるため、少し大きめの骨壷を選んでおいた方が安心です。

ちなみに、骨壷のサイズに男女差はありません。性別の違いは気にせず、体格を基準にサイズを選ぶとよいでしょう。

納骨方法からサイズを選ぶ

骨壷のサイズを決める際は、納骨先の状況や納骨方法まで考えて選ぶ必要があります。
具体的には、納骨先であるお墓や納骨堂の、骨壷を入れる入り口や納骨スペースの広さに合ったサイズを選ぶようにしましょう。また、分骨や手元供養を行う場合は、ご遺骨の量に合わせて、小さめの骨壷を選ぶようにします。

骨壷の素材

骨壷は、素材にもさまざまなバリエーションがあります。素材によって機能も異なるため、骨壷選びの参考にしてください。

陶磁器製

【お墓や納骨堂に最適】
骨壷の素材として最も一般的な素材で、多くの火葬場や納骨堂で使用されています。
ツヤのある滑らかな質感が特徴で、有田焼や瀬戸焼など伝統的な窯元で作られたものなどもあり、シンプルなものからモダンなものまで幅広いデザインの骨壷があります。

耐熱・耐久性が高く火葬直後の遺骨も問題なく納めることができますし、長期保存にも適していますが、落下などの衝撃には弱いので注意が必要です。

木製

【自然葬や自宅供養に最適】
桐でできたものや、天然木を使用し漆で仕上げたものなど、さまざまなバリエーションがあります。家具などと調和しやすいデザインのため、自宅供養などでもインテリアとの親和性が高く、違和感なく用いることができます。また、木は最後には土に還っていくという特徴があるため、自然葬やペットの遺骨を庭に埋葬する際などにも適しています。

金造製

【納骨堂・自宅供養に最適】
金属製の骨壷は、耐久性・密閉性に優れ、金属ならではの装飾を施したものなど、デザインも豊富です。丈夫で落としても割れにくく、ステンレスや真鍮の場合は錆びにくいため、長期間の保存にも適しています。

ガラス製

【自宅供養・手元供養に最適】
透明感のある美しい見た目が特徴です。ガラス工芸作家によるものが多く、唯一無二のデザインで個性を演出することができます。色ガラスを重ねて作られたものや金箔や銀箔をあしらったものなど、デザインのバリエーションも豊富です。衝撃に弱いため割れやすい点は注意が必要ですが、インテリアとの親和性も高く小型のものが多いため、自宅供養や手元供養に適しています。

石製

【お墓や納骨堂に最適】
耐久性が高く、高級感のある見た目を演出することができます。大理石やオニキスなど素材となる石のバリエーションも豊富で、重厚感があるため、高価なものも多いですが特別な骨壷として人気があります。比較的湿気にも強いためカビが生えにくいなどのメリットがありますが、石は重いので持ち運びをする際には注意が必要です。

骨壷の費用相場

骨壷の費用は、5,000円〜100,000円以上と素材やデザインによって幅があります。

ちなみに、一般的な白磁の7寸の骨壷では、8千円〜1万円程度が相場ですが、同じ陶磁器製でもデザインが施されたものであれば30,000円程度、有名な窯元のものであれば50,000円程度するものもあります。

また、金属製や木製のもので10,000円〜50,000円程度、ガラス製のもので20,000円〜80,000円程度、天然石製のもので30,000円〜100,000円程度と、高級素材が使われていたり、職人によるデザインだったり、素材やデザインのこだわりによって費用にも幅があります。

骨壷はどこで購入できる?

骨壷は、葬儀とセットで葬儀社から購入することが一般的です。葬儀社の提供するプランに含まれていることが多く、デザインなどにこだわりたい場合は、オプションとして差額を支払う形で変更することができます。

それ以外にも、仏具店やインターネットで購入したり、窯元や工房に直接依頼してオーダーメイドで作ってもらったりする方法もあります。ただし、オーダーメイドは、納期までに時間がかかることが多いため、葬儀に間に合うスケジュールかどうかを確認してから依頼しましょう。

骨壷選びで注意したいポイント

最後に、骨壷を選ぶ際に注意したいポイントについてお伝えします。

お住まいの地域に注意する

東日本と西日本では収骨の慣習が異なるため、骨壷の標準的なサイズに違いがあります。
東日本では7寸、西日本では3~5寸が標準サイズとなるため、葬儀社とも相談しながら、火葬場のあるエリアに応じた適切なサイズの骨壷を選ぶようにしましょう。

納骨先に収まるサイズを選ぶ

お墓や納骨堂などの納骨先に収まるサイズであることも重要です。納骨室の入り口の大きさ納骨スペースの広さなどを事前に把握し、適切なサイズを選びましょう。

機能性にも注目する

骨壷の素材によって、耐久性や防湿性に違いがあります。日本の気候は高温多湿のため、お墓に納骨する際は、カビが発生しにくい素材やデザインのものを選んだり、自宅供養をする場合は、地震などによる落下の可能性も考えて、割れにくい素材のものを選んだりと、納骨先に合った機能の骨壷を選ぶことが大切です。

蓋の形状に注意する

骨壷の蓋の形状は2種類あります。一つは「白並型」といって、骨壷の上に蓋を乗せるタイプのもので、もう一つは「切立型」といって蓋の端が骨壷本体に覆いかぶさるようになっているものです。「切立型」の方が湿気が溜まりにくくカビが生えにくいため、最近は「切立型」が主流となっていますが、骨壷を選ぶ際には念の為、確認しておくと安心です。

骨壷は地域や納骨先に応じて適切なサイズや素材を選ぼう

骨壷には9種類のサイズがあり、素材やデザインのバリエーションも豊富です。納骨先がお墓なら、防カビや耐久性に優れたものを、自宅供養ならインテリアにマッチするものを、というように、納骨先に応じて機能やサイズを選ぶことが、失敗のない骨壷選びにつながります。

また西日本・東日本におけるサイズの違いにも注意しましょう。もし、骨壷のことでわからないことがあれば、葬儀社の無料相談を利用することもおすすめです。

家族葬のタクセルでは、24時間365日、無料相談を受け付けています。電話やメールはもちろん、対面やオンラインでのご相談も承っておりますので、骨壷のことに限らず葬儀に対するご不安や疑問点などありましたら、お気軽にご相談ください。

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