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2025.11.09

ご葬儀後、ご近所やお世話になった方への挨拶・お礼の仕方を紹介します

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ご葬儀後、ご近所やお世話になった方への挨拶・お礼の仕方を紹介します

葬儀後、ご遺族が行うべきことの一つに、参列者への挨拶回りがあります。
葬儀を無事終えたのもつかの間、ご遺族は、法要の準備や各種手続きなどで慌ただしい毎日をお過ごしになられます。そんな中でも、マナーとして外すことができないのが、近所の方や葬儀を手伝ってくれた方々への挨拶まわりです。
挨拶回りには、葬儀に参列していただいたことへの感謝の気持ちを伝えるだけでなく、故人と関わりのあった方との「ご縁をつないでいく」という意味あいも込められているため、忙しい中でも丁寧に想いを伝えることが大切です。

そこで今回は、葬儀後、ご遺族が行うべき挨拶まわりの基本についてお伝えします。お礼状や電話、メールでのご挨拶といった、時代に合わせた無理のない挨拶の仕方についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

葬儀後に挨拶回りはするべき?

最近は、身内中心の家族葬が増え、規模の大きなお葬式は少なくなっていますが、規模の大小に関わらず、葬儀でお世話になった方には、きちんとお礼の気持ちを伝えておく必要があります。

葬儀の挨拶回りには、生前故人が築いたご縁をつないでいくという意味も含まれているため、ご縁を大切にするためにも、心を込めて行いましょう。

葬儀後の挨拶回りは誰が行う?

挨拶回りは、喪主と遺族の誰かが2人1組で行うことが一般的です。ただし、喪主本人が訪問できない場合でも、配偶者や長男・長女など遺族の代表が代わりに挨拶することはまったく問題ありません。親族の代表や恩人など特に重要な相手には喪主と近い家族が一緒に伺い、それ以外は遺族の誰かが代行するなど、無理のない対応を心がけましょう

挨拶回りのタイミング

挨拶に伺うタイミングとしては、葬儀の翌日から初七日までに行うのが望ましいとされています。初七日とは、ご逝去から7日目を意味しますが、命日を1日目と数えるため、実際はご逝去から6日後までが目安になります。

あまり時間があいてしまうと失礼になってしまう場合もあるため、ご縁を大切にするという意味でも早めに行うことが重要です。ただし、挨拶回りの時期や方法は地域や宗派によって異なることもありますので、基本的には地元の慣習に従うようにしましょう。

葬儀後の挨拶回りは誰に行う?

葬儀の挨拶まわりは、葬儀の運営でお世話になった方や、故人と特に親しかった親戚や友人会社の方などに対して行います。一般参列者へは、香典返しとお礼状で感謝の気持ちが伝えられれば充分なので、参列者全員へ挨拶回りをしなければならないというわけではありません。

葬儀後、ご遺族で話しあってお世話になった方をピックアップし、挨拶回りのスケジュールをたてましょう。突然の訪問はかえって失礼になってしまうため、事前に連絡の上、ご都合のよい日時に直接訪問します。ただし、もしも相手が訪問を拒んだ場合は、無理に伺わず、電話でのご挨拶に留めておくことが大切です

もし、遠方の方で直接の訪問が難しい場合は、直接お礼が伝えられないことをお詫びしたうえで、電話やお礼状で感謝の気持ちを伝えましょう。

【感謝の気持ちを直接伝えるのが望ましい相手】
・僧侶などの宗教者
・葬儀の準備や手配を手伝ってくれた方
・通夜や葬儀を手伝ってくれた方
・弔辞を述べてくれた方
・お世話になったご近所の方
・故人の勤務先の方
・遺族の勤務先の方
・故人の恩人 など

以下に、それぞれに相応しい対応を、例文も交えてお伝えします。

僧侶などの宗教者

葬儀で供養をお願いした宗教者へは、葬儀当日にお礼をお伝えすることも多いですが、当日にお布施をお渡ししていない場合は葬儀後1〜2日以内にお布施を持参してご挨拶に伺いましょう。

【例文】
このたびの葬儀では、ご多忙のところ丁寧な読経を賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで、無事に故人を見送ることができました。
今後ともご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

葬儀の準備や手配を手伝ってくれた方

葬儀の運営のお手伝いをしてくださったお世話係葬儀委員長などには、葬儀後、改めてお伺いしてお礼の気持ちを伝えられるとよいでしょう。このときお礼の品を持参する場合もあります。手土産を持参する場合の金額の目安は以下のとおりです。

世話係:3,000円〜5,000円程度(お菓子や日用品などの品物)
世話役代表:10,000円〜30,000円程度(品物または現金でも可)
葬儀委員長:10,000円〜30,000円程度(品物または現金でも可)

【例文】
このたびは、葬儀の準備に際し、さまざまなご尽力をいただきありがとうございました。
不慣れな中でご助力いただいたことに、家族一同深く感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

弔辞を述べてくれた方や通夜や葬儀を手伝ってくれた方

弔辞を述べてくれた方や、当日、受付係や会計係などをお願いした方にも、丁寧に感謝の気持ちをお伝えしましょう。この場合も手土産を持参することがあります。持参する場合の金額の目安は2,000円〜3,000円程度です。

【例文】
このたびは、心のこもった弔辞を賜り、誠にありがとうございました。
故人も、温かいお言葉にきっと喜んでいることと思います。
改めてご多忙の中お越しいただき、心よりお礼申し上げます。

 

【例文】
このたびの葬儀では、受付や会場の準備など、さまざまにお手伝いをいただき本当にありがとうございました。
みなさまのおかげで、無事に故人を見送ることができました。
心より感謝申し上げます。

お世話になったご近所の方

お世話になったご近所の方がいれば、その方にもご挨拶に伺いましょう。
特に、自宅で葬儀を執り行った場合は、人や車の往来が激しくなるなど何かとご迷惑をおかけしていることもあると思いますので、丁寧にお礼をお伝えすることが大切です。
ご近所の方は、今後も末長くお付き合いしていくことになるため、手土産を持参するケースも多いです。持参する場合の金額の目安は2,000円〜3,000円程度がよいでしょう。

【例文】
このたびは、葬儀の際に何かとご迷惑をおかけしましたが、温かく見守っていただきありがとうございました。
無事に見送ることができ、家族一同ほっとしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

故人の勤務先の方

故人が会社員だった場合は、故人の勤務先にも挨拶に伺いましょう。上司を筆頭に、葬儀にご参列いただいた方々に感謝の気持ちを伝えられるとよいでしょう。挨拶の後は、ロッカーなど私物を片付け、机の掃除などをして帰りましょう。

【例文】
このたびは、お忙しい中ご会葬くださり、また多くのご厚情を賜り誠にありがとうございました。
生前はひとかたならぬお世話になり、本人も職場のみなさまに支えられていたことと存じます。
家族一同、心よりお礼申し上げます。

ご遺族の勤務先の方

ご遺族の勤務先の方が葬儀に参列された場合は、その方にもお礼を伝えましょう。
また、忌引き休暇の取得で、休みの間仕事をうまく回してくれた上司や同僚へ、お礼を込めて、忌引き明けの出勤時に菓子折りを持参する方も多いです。その場合は、2,000円〜3,000円程度の日持ちがして、小分けになっているものを選ぶとよいでしょう。

【例文】
このたびは、私どもの事情によりご迷惑をおかけしましたこと、また温かいお心遣いを賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
おかげさまで葬儀も滞りなく終えることができました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

故人の恩人など

もし、故人に特別にお世話になった恩人などがいれば、その方にも感謝の気持ちを伝えられるとよいでしょう。特に手土産は必要ないとされていますが、お気持ちなので持参しても構いません。

【例文】
このたびはご会葬くださり、誠にありがとうございました。
故人にとりまして、○○様は長年の友であり、人生の支えでもありました。
家族一同、○○様とのご縁に心から感謝しております。
今後とも、温かく見守っていただければ幸いです。

相手によっては手紙やメールでもよい

本来ならば、直接出向いて感謝の気持ちを伝えるべきところですが、特に親しい間柄であれば、手紙やメールでお礼を伝える場合もあります。葬儀後のご遺族は、各種手続きや法要準備で慌ただしい日々をお過ごしと思いますので、無理のない方法を選択しましょう。ただし、失礼に当たらない相手かどうかよく見極めた上でお送りすることが大切です。

また、書面で送る場合は、基本的に句読点はつけず、頭語の後の時候の挨拶は省略し直接本文に入ります。「ますます」などの重ね言葉や死を連想させる言葉など、「忌み言葉」は使わないように注意しましょう。

 

拝啓
このたびは 葬儀にご参列いただき 誠にありがとうございました
あなたに見送ってもらえて ○○(故人の名前)もきっと喜んでいると思います
生前は いろいろと気にかけてくださり 本当に感謝しています

本来なら直接お会いしてお礼を申し上げるべきところですが
略儀ながら 書中にて失礼いたします

また落ち着いたら ゆっくり思い出話でもできたらうれしいです
敬具

令和○年○月○日
○○市○○区
喪主 ○○○○
親族一同

お礼状にとどめるケース

相手が遠方にお住まいで直接お伺いすることが難しい場合や、病気などこちらの都合で挨拶回りが難しい場合は、お礼状や電話連絡にとどめるケースもあります。その場合は、以下のような内容のお礼状をお送りするとよいでしょう。

 

【例文】
拝啓
このたびは ご多用のところ 葬儀にご参列賜り 誠にありがとうございました
○○(故人の名前)も ○○様にお見送りいただき さぞ喜んでいることと存じます
生前はひとかたならぬご厚情を賜り 心より御礼申し上げます

本来であれば 直接お伺いのうえご挨拶申し上げるべきところ
略儀ながら 書中をもちましてお礼申し上げます
敬具

令和○年○月○日
○○市○○区
喪主 ○○○○
親族一同

訪問時の服装マナー

挨拶回りの服装に特に決まりはありませんが、平服で伺うことが推奨されています。
具体的には、ネイビーや黒、グレーなどの地味な色合いの無地のスーツやワンピース、アンサンブルなどで、アクセサリーや髪型なども含めて、華美なファッションは避けるようにしましょう。

葬儀後の挨拶回りのマナー

挨拶回りを行う際は、必ず先方の都合のよい日時を確認した上で伺うようにしましょう。また、実際に伺った際は、シンプルに感謝の気持ちをお伝えするのみにとどめて早めに切り上げることも大切です。

「忌み言葉」を使わないなど挨拶の言葉遣いにも注意が必要です。忌み言葉とは、「様々」「いろいろ」など同じ言葉を二つ重ねる重ね言葉や、「死」「病」等を連想させる言葉などのことです。
たとえば「ご多忙」の「忙」の字には「亡くなる」という文字が入っているため「ご多用」に言い換えるなど、ひと工夫して使用を避けることが推奨されています。

挨拶のフレーズやお礼状の文章などは事前によく吟味して、適切な言葉遣いで伝えられるようにしましょう。
 

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葬儀後の挨拶回りは形式よりも気持ちが大切

ここまで、葬儀後にご遺族が行う挨拶回りについて解説してきました。
挨拶回りはマナーを守って行うことも大切ですが、何より重要なのは「お世話になった方々への感謝の気持ち」です。
心身ともにお疲れの中だからこそ、ご自身の体調にも気を配りながら、形式にとらわれすぎず、無理のない範囲で感謝の気持ちを伝えられるとよいでしょう。

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