
葬儀は喪主がリーダーシップをとりながら進めていくものです。
祖父母が亡くなった場合、孫という立場でどのようなサポートができるのでしょうか。
そこで今回は、もし祖父母が亡くなった場合、「孫としてできることは何か」「どう立ち回るべきか」について解説します。
「孫として香典や弔電を出すべきか」や「忌引き休暇の取り方」についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
祖父母が亡くなった時、まずするべきこと
大切なご家族が亡くなったときは、「葬儀社の手配」や「訃報連絡」、「葬儀準備」や「行政手続き」など、短時間で多くの対応が求められます。
葬儀は喪主を中心に進められるため、まずは、ご両親やご家族の指示を確認し、どのように動くべきかを把握することが大切です。
そのうえで、葬儀社との打ち合わせに同行したり、訃報連絡を手分けして行ったりと、お孫さんとしてできる範囲でサポートすることで、ご両親の負担を軽減することができます。
突然の出来事で心身ともに大きな負担がかかる中だからこそ、「無理のない範囲で支える」という意識を持つことが大切です。
葬儀における孫の役割
基本的に、お孫さんは喪主のサポート役に回ることになります。
それでも、葬儀準備や葬儀当日にお孫さんが手伝えることはたくさんあります。
葬儀準備段階で孫ができること
葬儀準備でお孫さんがサポートできることとしては、「訃報連絡のサポート」や「葬儀社のリサーチ」、「必要な手続きの準備」などがあります。
訃報連絡のサポート
訃報連絡は、故人と関わりのあった方へ逝去の事実を速やかに伝える重要な役割ですが、悲しみの中で多くの方へ連絡を行うのは大きな負担となります。
そのため、喪主の指示のもと、親族や関係者への訃報連絡を手分けして行うことで、ご両親の負担を軽減することができます。
連絡先リストの整理や、連絡手段の振り分け、電話やメッセージの送信などを分担して行うと、よりスムーズに進めることができます。
葬儀社のリサーチ
葬儀社の手配は、喪主を中心に行いますが、情報収集の面では、お孫さんとしてサポートすることができます。複数の葬儀社を調べて比較したり、対応エリアや口コミ、プラン内容を整理したりすることで、ご家族が判断しやすい状況を整えてあげることもできることのひとつです。
必要な手続きの準備
ご逝去後は、「死亡届(7日以内)」や「火葬許可申請」など、早急に対応が必要な手続きがあります。
そのほかにも、「年金の停止手続き」や「健康保険の資格喪失届」「介護保険資格喪失届」「世帯主変更届」など、原則として5日〜14日以内に行う手続きが多くあります。
さらに、「相続に関する手続き」や「各種サービスの解約・名義変更」、「免許証やパスポートの返納」など、状況に応じてさまざまな対応が必要になります。
これらの手続きはご遺族が主体となって進めますが、書類の準備や情報収集、窓口への付き添いなど、お孫さんがサポートできる場面も多くあります。喪主の指示を確認しながら、無理のない範囲で手伝うようにしましょう。
通夜や葬儀当日に孫ができること
通夜や葬儀当日には、受付や弔問客の案内、会食時のサポートなど、さまざまな役割を任されることがあります。
また、場合によっては孫代表として挨拶を依頼されることもあるでしょう。
受付や弔問客の案内
通夜や葬儀当日、お孫さんは受付や弔問客の案内を任されることがあります。受付では、参列者から香典をお預かりし、芳名帳への記入をお願いするなどの対応を行います。
不慣れな場合でも、葬儀社スタッフの指示を受けながら対応できるため、落ち着いて行動することが大切です。
会食の席でのサポート
通夜や葬儀の後に、「通夜振る舞い」や「精進落とし」といった会食の席が設けられることがあります。
会場によってはスタッフが対応する場合もありますが、必要に応じて、飲み物の配布や簡単な配膳などを手伝うことで、ご遺族をサポートできます。
また、僧侶を控室へご案内したり、参列者への挨拶やお礼を伝えたりするなど、状況に応じて細かな役割を任されることもあります。
その他のサポート
車の手配や、小さなお子さまのお世話、ご年配の参列者への気配りなど、喪主の指示のもとで細やかなサポートを行う場面も出てくると思います。
その場の状況を見ながら、できる範囲で手伝う姿勢が大切です。
孫代表の挨拶(弔辞)
葬儀では、孫一同の代表として挨拶(弔辞)を依頼されることもあります。弔辞とは、故人に捧げるお別れの言葉のことです。
依頼を受けた場合は、以下のポイントを意識して、祖父母への想いを伝えましょう。
・書くときは薄墨を用いる
・冒頭は故人への呼びかけから始める(例:おじいちゃん・おばあちゃん)
・思い出やエピソードを交える
・故人への感謝や最後のメッセージを伝える
・忌み言葉を避ける
・3分前後にまとめる
・堅苦しい言葉ではなく自分らしい表現かを重視する
・読み終わったら持ち帰らず祭壇に供える(または司会者に渡す)
忌引き休暇の取り方
ご家族がお亡くなりになったとき、葬儀に参列するために学校や会社を休むことになります。
学校や企業では、福利厚生の一環として「忌引き休暇」という制度が設けられている場合があります。
ただし、取得できる日数や有給・無給の扱いなどは組織によって異なるため、就業規則や学生手帳を確認し、まずは直属の上司や担任の先生へ連絡・相談を行いましょう。
一般的な忌引き休暇の日数
忌引き休暇の日数は、故人との関係性によって異なるのが一般的です。
一例として、配偶者であれば10日程度、父母は7日程度、子は5日程度、祖父母や兄弟姉妹は3日程度とされることが多く、血縁関係が近いほど日数が長くなる傾向があります。
正式な申請について
忌引き休暇は、まず口頭や電話等で取得の意思を伝え、その後、休暇明けに正式な申請書類を提出するケースが一般的です。
その際、葬儀が行われたことを確認するために、会葬礼状や葬儀案内などの提出を求められることがあります。事前に必要書類を確認し、コピーを控えておくと安心です。
香典やお供えはどうする?
祖父母の葬儀に参列する際、「香典やお供物は必要?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
葬儀に参列すること自体が、お孫さんとしてできる大切な供養のひとつですが、その上で、香典や供花・供物をどうするべきか考えてみたいと思います。
孫は香典を持参する?
お孫さんが香典を持参すべきかどうかは状況によって変わります。
基本的には、成人で祖父母と別居している場合には香典を持参するケースが多く、同居している場合や学生の場合には、持参しないこともあります。
ただし、家庭の考え方や地域の慣習などによっても異なるため、ご両親に確認しておくと安心です。
また、家族葬などで香典を辞退している場合は、持参しないのがマナーです。
香典が不要とされることが多いケース
・お孫さんが学生
・祖父母と同居している
・香典辞退の連絡があった
香典を持参する場合の金額ですが、お孫さんの年齢や立場によっても変わります。
一般的な目安は以下の通りですが、あくまで参考とし、ご自身の収入や故人との関係性を考慮して決めるようにしましょう。
香典額の目安
30代:2〜3万円
40代:2〜3万円
50代:3〜5万円
※金額は家庭や地域によっても異なります。
孫は供花・供物を贈るべき?
供花(くげ)や供物(くもつ)も、お孫さんが未成年や学生であったり、同居の家族であったり、辞退の意向がある場合には、無理に用意する必要はありません。
成人して独立している場合は贈ることもありますが、必須ではないため、香典とのバランスや兄弟や従兄弟の対応も考慮して判断しましょう。
また、供花や供物は喪主側の意向や会場の都合もあるため、事前に確認したうえで手配することが大切です。
一般的によくあるケースは以下の通りです。
孫一同として喪主が手配している
最もよくあるケースです。この場合、お孫さんが新たに供花や供物を手配する必要は、基本的にはありません。
ご両親に「孫一同でお花を出す予定はあるか」を確認しておくと安心です。
地域の慣習がある
地域のしきたりや、親族間の考え方で、お孫さんも供花や供物を出すのが一般的と考えられている場合があります。その場合は、兄弟や従兄弟と足並みをそろえるとよいでしょう。
特別な思い入れがある
祖父母にとりわけ可愛がってもらったなど、特別な思い入れがある場合は、香典に加えて供花や供物を贈ることがあります。
大切なのは故人を想い、家族に寄り添う気持ち
祖父母を亡くされ、慣れない葬儀に戸惑うことも多いかと思います。
「葬儀の準備で手伝えることはないか」や「香典・お供えものをどうするか」など、周囲と連携しながらできることに目を向けていくことが大切です。
葬儀の前後はやるべきことが多く、ご家族にとって心身ともに負担の大きい時期でもあります。そんな中で、気遣いのある声かけやさりげないサポートが、ご両親の支えになることも少なくありません。
すべてを完璧にこなす必要はありません。故人を想い、ご家族に寄り添う気持ちを大切にしながら、無理のない範囲でできることを行っていきましょう。
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