
母の日は、お母様への感謝の気持ちを伝える日です。
しかし、お母様を亡くされた方にとっては、思い出を振り返って感謝の気持ちを改めて感じる日でもあります。
仏教では、故人を想い、感謝の念を表すことを「供養(くよう)」といいます。
命日やお盆でなくても、亡き人へ想いを馳せることは、立派な供養の形といえるでしょう。
そこで今回は、母の日に、亡くなったお母様へ感謝を伝えるためにできる供養方法をご紹介します。供養に欠かせないお供物の選び方や、お供えのマナーなどもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
母の日に亡くなった母を偲ぶことは供養になる
仏教では、本来、故人を想う気持ちも供養とされています。そのため、命日やお盆の時期に関わらず、日常の中で故人を想い、手を合わせることも大切とされています。
もちろん、母の日をきっかけに、亡くなったお母様に感謝の気持ちを伝えることも、自然な供養の形の一つです。
母の日にできる供養方法
さっそくですが、母の日にできる供養方法をご紹介します。
母の日参り(お墓参り)をする
母の日にお墓参りをすることは、「母の日参り」とも呼ばれることがあります。
母の日は、アメリカの女性アンナ・ジャービスが、南北戦争の兵士の衛生改善や看護活動をしていた亡き母を偲び、追悼式で白いカーネーションを配ったことがきっかけで広まったとされています。
こうした背景もあり、日本でも近年、ゴールデンウィークから母の日にかけて、亡くなったお母様のお墓参りをする「母の日参り」という過ごし方が広まりつつあります。
この時期は、気候が穏やかでお墓参りにも適した季節のため、母の日にお墓を訪れ、掃除やお供え、お参りをして感謝の気持ちを伝えるのも供養方法の一つです。
仏壇に手を合わせる
忙しくてお墓参りに行けないという方は、仏壇や写真の前で手を合わせるだけでも立派な供養になります。お花やお供え物を供えたり、お線香をあげたり、なかには、亡き母への手紙をしたためお供えするという人もいます。
母の好きだったことをして過ごす
亡くなったお母様が好きだった「料理を作る」「音楽をかける」あるいは「好きだった場所に行く」など、母親の面影を偲び、母が好きだったことを代わりにしてみることも供養につながります。
アルバムを開いて、久しぶりに思い出を振り返ってみるなどもおすすめの過ごし方の一つです。
母の日におすすめのお供え物
母の日に、墓前や仏壇にお供えするお供え物は、どのようなものが適しているのでしょうか。
ここでは、よく選ばれているお供物をジャンルごとにご紹介します。
お花
母の日のお供え物として多く選ばれているのがお花です。
一般的に仏壇やお墓にお供えする生花としては、菊、カーネーション、トルコキキョウ、スターチス、リンドウ、ユリなど日持ちする花が選ばれています。また最近は、いわゆる仏花にこだわらず、母の日らしい花やお母様が好きだった花を供える方も増えています。
お花のお供えには、生花のほか、長く飾ることができるプリザーブドフラワーや、お花とお線香・お菓子などがセットになったお供え用フラワーギフトなどもあります。遠方でお墓参りや仏壇にお参りができない場合に贈る方も多くいます。
食べ物
母の日のお供物として、食べ物を供える方も多いです。
まんじゅうや羊羹、どら焼きなどの和菓子や、マドレーヌやクッキーなどの焼き菓子は、個包装で分けやすく、日持ちするものも多いためよく選ばれています。
また、見た目が華やかで、お供え後は家族で分けていただくことができる季節の果物も、お供物として選ばれることが多いです。
お線香などの供養品
お花や食べ物以外には、お線香などの供養品を供えるご家庭もあります。お線香を供えることで、故人を想いながら、仏壇やお墓の前で手を合わせる時間を作ることができます。
お線香の香りには、心を落ち着かせる効果があるといわれています。最近では、花の香りなど優しい香りのお線香も多く、母の日のお供えとして選ばれています。
また、仏教においてロウソクの灯りは、仏様の知恵の光を表すものとされており、その光で闇を照らし、心を清めてくれるともいわれています。そのような理由からロウソクは、仏壇へのお供えとして用いられることの多い大切な供養品の一つとされています。
好きだったもの
母の日には、形式にとらわれず、亡くなったお母様が好きだった食べ物や品物をお供えすることも多いです。
故人が生前好きだったお菓子をお供えしたり、なかには、お母様が好きだった思い出の手料理を作って供えたりする方もいます。そうすることで、感謝の気持ちや、懐かしい思い出を家族で共有することができます。
また、ヒマワリやガーベラ、ユリなど、お母様が好きだった花を供えるのもよいでしょう。白をベースに、ピンクや赤、紫などの色を添えたアレンジなども多くみられます。
仏花では、バラのように棘のある花や、彼岸花のように毒性がある花は避けた方がよいとされることもあり、地域や寺院の考え方が優先される場合もありますが、最近では、故人が好きだった花を供えることを大切にする考え方も広がっているため、どの花を選ぶかは、ご家族の考え方次第ともいえます。
母の日のお供えで気をつけたいマナー
仏壇にお供えをする時に気をつけたいマナーをご紹介します。
食べ物は長く置かず、後で家族でいただく
仏壇に供えた食べ物は、手を合わせた後や、その日のうちに下げることが多いとされています。下げたお供物はそのまま処分するのではなく、お供え後は家族でいただくのが一般的です。これは「お下がり」と呼ばれる考え方で、供えたものを分けていただくことで、仏様や故人のご利益をいただくという意味が込められています。また、「故人を思い出すきっかけになる」「家族で思い出を語り合う時間になる」というような意味もあるとされています。
傷みにくいものを選ぶ
最近は、5月でも夏場のように気温の高い日が増えてきました。暑い時期に食べ物をお供えする場合は、なるべく傷みにくいものを基準に選ぶとよいでしょう。
フルーツなら比較的長持ちするりんごやオレンジ、常温で追熟させるタイプのメロンなどが適しています。また、お菓子は溶けやすいチョコレート菓子は避け、個包装のクッキーやフィナンシェなどの焼き菓子などを選ぶようにしましょう。
花は日持ちするものを選ぶ
仏花として定番の菊の花は、花びらが散りにくく比較的長持ちするお花です。また、母の日の定番であるカーネーションも茎がしっかりしており長く楽しめます。
そのほか、つぼみの状態からゆっくり咲くユリや、暑さに比較的強いトルコキキョウなども日持ちがしやすいです。ちなみに、これらの花は、仏花としてよく用いられている花です。
遠方でお墓参りができない場合
母の日は、必ずしもお墓参りをしなければいけないというわけではありません。お墓が遠方にあり、お参りが難しい場合は、自宅で手をあわせたり、心の中で感謝の気持ちを伝えたりするだけでも供養になります。
また、最近では、代わりにお墓の掃除やお参りを任せられる「お墓参り代行サービス」なども普及しているため、そのようなサービスを利用するのもよいでしょう。
亡くなったお母様へ感謝を伝えることは大切な供養の一つ
母の日は、亡くなったお母様への感謝の気持ちを改めて伝える日でもあります。
お墓参りをしたり、仏壇にお供え物をしたり、できる形で手を合わせる時間を持つことで、お母様への感謝の気持ちを感じられるかもしれません。
もちろん形式的なことでなくても大丈夫です。母の日をきっかけに、心の中で思い出を振り返ったり、好きだった音楽を聴いたりして、故人とのつながりを感じる日にしてみてはいかがでしょうか。
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