
最近、「葬儀の事前相談」という言葉を、CMなどで目にする機会が増えてきました。
一昔前までは、生前に葬儀の話をすることに抵抗を感じる人も少なくありませんでしたが、近年では、事前に相談しておくことで、
「後悔のない葬儀が実現できる」
「いざという時、家族に迷惑をかけずに済む」
といった理由から、事前相談を行う人が増えています。
せっかく事前相談を活用するのであれば、あらかじめ聞くべき内容を整理しておくことで判断がスムーズになり、葬儀社の比較検討もしやすくなります。
そこで今回は、葬儀の事前相談で聞いておきたいポイントをまとめました。事前相談は、契約の場ではなく「葬儀社を比較するための情報収集の場」です。ぜひ上手に活用していきましょう。
目次
葬儀の事前相談とは?何ができるの?
葬儀の事前相談とは、将来の葬儀に対する不安を和らげ、疑問を解消するための相談の場です。葬儀の内容はもちろん、納骨やお墓、法要のことなど、葬儀にまつわること全般を相談することができます。
葬儀の事前相談で相談できること
事前相談では、「葬儀費用の目安」や「葬儀形式の選択肢」、「家族構成に見合った葬儀の形」など、気になることを自由に質問できます。
また、「法要の流れ」や「お墓の選択肢」など、葬儀後のことまで聞いておくことで、ご逝去から納骨までを含めた全体像を把握することができます。
もちろん、「何からはじめればよいかわからない」といった漠然としたご不安も気軽に相談することができます。
事前相談=契約ではありません
事前相談は、葬儀社と葬儀の内容や計画について相談する場であり、契約の場ではありません。そのため、契約したいという意志がなければ、その場で申込書を書く必要はありません。
相談のみであれば費用はかからないため、複数の葬儀社を比較できる貴重な情報収集の機会として、ぜひ活用してください。
事前相談の方法の選択肢
多くの葬儀社は、電話・対面・メールなど複数の相談方法を用意しています。24時間365日対応の葬儀社であれば、思い立ったタイミングで電話をすることも可能です。また、まずはメールで資料請求をして、情報を集めることから始めるのも方法の一つです。
自分に合ったやり方で、無理なく相談してみましょう。
事前相談で「聞いておくべき20の質問リスト」
事前相談で聞いておくべき質問を、「費用」「葬儀の流れ」「葬儀の内容」「アフターサポート」の4つのカテゴリーにわけて、それぞれ5項目ずつ作成しました。
葬儀費用や見積もりについて
「家族葬はいくらでできますか?」「見積もりは無料で出してもらえますか?」といった費用に関する質問は、多くの人が疑問に思うポイントです。以下のような質問をしておくと他社との比較がしやすくなります。
プランに含まれるもの/含まれないもの
質問例:「このプランに含まれていないものは何ですか?」
葬儀社は「家族葬一式〇〇万円〜」というように、葬儀に必要な物品やサービスをセット価格で提示していることがほとんどです。しかし、「何が含まれて何が含まれていないか」「何がどれくらい含まれているか」などは葬儀社によっても異なるため、セットに含まれていないものやサービスが必要になった場合は、追加料金が発生してしまいます。
事前に何が含まれて、何が含まれないかを把握しておくことで、他社との比較を正確にすることができます。
追加費用が発生しやすい項目
質問例:「どんな場合に追加費用が発生しやすいですか?」
葬儀費用は、葬儀を行う条件によって前後します。そのため、どんな条件で追加費用が発生しやすいのかを確認しておくと安心です。
特に追加で費用が発生しやすいのが、安置にかかる費用(ドライアイス代・安置室利用料)です。火葬場の繁忙期にはなかなか予約が取れず、安置期間が伸びてしまうことによって追加費用が発生する場合があります。
見積もりは無料か/総額表示か
質問例:「この見積もりは税込の総額表示ですか?」
葬儀社を比較する際に、複数の葬儀社に相見積もりを依頼することもあると思います。見積もりが有料だとそれだけで金額がかさんでしまうため、依頼前に無料で見積もりを出してもらえるかを確認しておくと安心です。
また、葬儀費用は高額になりやすいため、税込表示か税抜表示かだけで数万円も差が出ることがあります。見積もり金額を他社と比べる際には条件を揃えておく必要があるため、総額表示かどうかも確認しておくと安心です。
人数が増減した場合の費用変動について
質問例:「想定人数より増減した場合、どの費用がどれくらい変わりますか?」
葬儀費用の中には、「返礼品費」や「会食費」のように参列する人数によって大きく変わる項目がいくつかあります。見積もりは予想人数で計算されますが、人数が変動した場合、どの項目が変わり、どの項目は変わらないのかを把握しておくと安心です。
支払い方法・支払い時期
質問例:「支払い方法と、支払い期限を教えてください」
葬儀費用は現金払いのみなのか、カード払いができるのか、銀行振り込みなのかなど、支払い方法の選択肢について事前に確認しておくと安心です。また、急な支払いが負担にならないよう、いつまでに支払えばよいかも把握しておきましょう。
葬儀の流れについて
いざという時は突然訪れます。そんなとき、葬儀社の存在やサポートは頼りになるものです。ご逝去から葬儀までの流れを把握するためにも、以下のことを質問しておきましょう。
亡くなってから葬儀までの流れ
質問例:「亡くなってから、最初にどこまで対応してもらえますか?」「亡くなってから葬儀までの流れを教えてください」
大切な方を亡くされてから、ご家族が最初にするべきことは葬儀社への連絡です。「病院までどれくらいで迎えにきてくれるのか」「その後の流れはどうなるのか」といったことは事前に確認しておくと安心です。
深夜・早朝の対応可否
質問例:「深夜・早朝でも対応可能ですか?割増料金はありますか?」
いつお亡くなりになるかは誰も選ぶことはできません。深夜・早朝でも対応が可能かどうかは、依頼する際の重要なポイントになります。また、深夜・早朝の搬送に割増料金を設定している葬儀社も多いため、時間帯による追加料金の有無を事前に確認しておくと安心です。
安置場所の選択肢
質問例:「安置場所には、どのような選択肢がありますか?」
葬儀社が最初に行うことは「ご遺体の搬送・安置」です。
安置場所を決めるのは喪主やご家族の役割ですが、どのような選択肢があるのかを事前に知っておくことで、いざという時に落ち着いた判断をすることができます。
特にご自宅安置を希望されている場合は、「棺を移動する動線を確保できるか」や、「安置スペースが確保できるか」などご自宅の状況も踏まえて判断する必要があります。
打ち合わせ〜当日まで一貫した担当者がいるか
質問例:「事前相談から当日まで、同じ担当者が対応してくれますか?」
葬儀の事前相談、打ち合わせ、葬儀当日が別々の担当者である場合、「打ち合わせで伝えた希望が反映されていない」などのトラブルが発生しやすくなります。
相談から当日まで同じ担当者であることがベストですが、異なる場合は、引き継ぎ体制が明確かどうかも、安心して任せられるかの判断材料になります。
当日の進行は誰が仕切るか
質問例:「当日は、全体の進行を統括する責任者の方がいらっしゃいますか?」
葬儀全体を統括し、判断できる担当者がいるかどうかも確認しておきましょう。
ただスタッフがいるというだけでは不十分で、喪主や遺族を誘導してくれたり、トラブルが起きた際に責任をとってくれたりするスタッフがいて、遺族が直接判断を求められる場面を減らしてくれるかどうかが判断基準になります。
葬儀の内容について
葬儀形式や、参列者数の目安など、葬儀の内容に関わることは気になることの一つです。以下のポイントを押さえて質問してみましょう。
葬儀形式の違い
質問例:「一般葬・家族葬・一日葬・直葬の違いはなんですか?」
一昔前は一般葬が主流でしたが、最近は家族や親しい人のみでお見送りをする「家族葬」や「一日葬」、宗教儀式を省略した「火葬式・直葬」など、さまざまな選択肢があります。
それぞれの葬儀形式の違いについて把握しておくことは、葬儀を依頼する際の知識として重要な要素の一つです。どの形式を選ぶかで費用も大きく変わってきますし、同じ「家族葬」でも、内容や費用は葬儀社によって大きく異なるため、よく比較検討して依頼することが大切です。
参列人数の目安
質問例:「参列者の数はどれくらいを考えておけばよいですか?」
参列者の人数は、葬儀形式や関係者が多いか少ないかなどによっても変わります。また、同じ家族葬でも30名程度のこともあれば、同居のご家族のみ5名程度というケースもあるように、ご家族の状況によって決められるものです。
参列者数の想定は、会場選びや費用にも影響する重要な要素のため、ご自身のケースではどのような選択肢があるのかを確認できるとよいでしょう。
宗教・宗派への対応範囲
質問例:「〇〇宗に対応していますか?」「無宗教葬はできますか?」
葬儀は、宗旨宗派によって使用する祭壇の種類が違ったり、焼香の作法が違ったりするため、依頼する葬儀社が、ご自身の宗派に対応しているかどうかは事前に確認しておく必要があります。
また、最近は無宗教葬という選択肢もあります。無宗教の場合、焼香の代わりに献花を行ったり、より自由な演出を選んだりすることができますが、無宗教葬に対応していない葬儀社もあるため、希望する場合は、事前に確認しておくと安心です。
宗派への理解や柔軟性は、葬儀社ごとに差が出やすいポイントでもあるため、しっかり確認しておきましょう。
音楽や演出の自由度
質問例:「式中に好きな音楽を流すことはできますか?」「どこまで自由な演出が可能ですか?」
「式中に好きだった音楽を流してあげたい」「趣味だった写真の展示をしてあげたい」など、その人らしい葬儀にするための演出を希望されるご家族もいらっしゃいます。
より自由な葬儀を希望している場合は、「そのような葬儀にも対応してくれるか」「どこまでなら可能か」などについても確認しておけるとよいでしょう。希望を否定せず、現実的な代替案を提案してくれるかどうかも、葬儀社選びの判断材料になります。
変更・キャンセルの柔軟性
質問例:「内容を変更した場合、どこまで対応してもらえますか?」「いつからキャンセル料や変更手数料が発生しますか?」
葬儀では、最初に決めた内容がすべて予定どおりに進むとは限りません。参列者の人数が変わることはよくありますし、やむを得ず日程や葬儀形式を変更する必要が出てくる場合もないとは言えません。
そのため、「どこまでなら変更が可能か」「どの時点から費用やキャンセル料が発生するのか」を事前に確認しておくことが大切です。
葬儀社によっては、一度決めた内容は変更不可という場合や、変更がキャンセル扱いとなり、追加費用が発生するケースもあります。やむを得ない事情にどこまで柔軟に対応してもらえるかは、葬儀社を比較するうえで重要な判断材料になります。
葬儀後のアフターサポートについて
葬儀が終わってからも、ご家族のやるべきことは終わりません。葬儀後は精神的・時間的な余裕がなく、必要な手続きを一つひとつ調べるのは大きな負担になります。事前相談では、葬儀当日の内容だけでなく「その後も相談できる体制があるか」を確認しておくことで、心身の負担を大きく減らすことができます。
葬儀後のアフターサポートの有無・期間・費用
質問例:「葬儀後のアフターサポートはありますか?/期間はどのくらいですか?/費用はかかりますか?」「無料と有料の範囲を教えてください」
まずは、葬儀後のアフターサポートの有無について確認しましょう。アフターサポートが充実している葬儀社なら、葬儀後わからないことや困ったことがあった時に相談できるので安心です。「アフターサポートの期間」や「費用が発生するかどうか」も合わせて確認しておきましょう。
役所・行政手続きのサポート
質問例:「葬儀後に必要な行政手続きは、どこまでサポートしてもらえますか?」
「健康保険の資格喪失届」や「葬祭費・埋葬料の申請」「年金受給停止の手続き」など、葬儀後も、役所や行政機関へ手続きに行く機会は少なくありません。このような手続きは、自治体や加入している保険によって、内容や金額が異なるため混乱する方も多いのが実情です。
葬儀社によっては、必要な手続きを一覧でまとめた資料を渡してくれたり、相談窓口として質問に応じてくれたりする場合があります。一方で、説明のみで具体的なフォローは行わない葬儀社もあるため、サポートの範囲を確認しておくことが大切です。
法要・納骨・お墓の相談可否
質問例:「四十九日や一周忌などの法要相談はできますか?」「納骨先が決まっていない場合の相談はできますか?」
法要や納骨、お墓のことは、多くのご家族が葬儀後に迷われるポイントです。
特に葬儀後、四十九日の忌明けを迎えるタイミングで四十九日法要があり、その足でお墓への納骨というケースが多いため、ご家族は、葬儀後一息つく間もなく、法要や納骨の準備に取り掛かることになります。法要や納骨について、無料で相談できる葬儀社であれば、葬儀後の不安も軽減されるでしょう。
香典返し・挨拶状のフォロー
質問例:「葬儀後の香典返しは、どこまで対応してもらえますか?」
葬儀の際にいただいた香典に対するお返しは、葬儀後に手配することが一般的です。「香典返しの手配や相談に応じてくれるかどうか」と合わせて「追加注文や、後日届いた香典への対応は可能か」「挨拶状の文面相談はできるか」なども確認しておくと安心です。
相続・遺品整理など専門家の紹介
質問例:「相続や遺品整理について、相談窓口はありますか?」
アフターサポートの中に、相続や遺品整理などの相談が含まれているかも確認しておきましょう。「相談のみ」なのか、「専門家の紹介まで含まれる」のか、「実際の手続きは別契約になるのか」など、対応範囲を確認しておくと安心です。
資料請求をすると比較がラクになる
葬儀社の比較検討をする際には、事前相談と合わせて資料請求もしておくことをおすすめします。
口頭だけでは忘れてしまうこともあると思いますが、資料があることで、何度も見返して確認することができますし、複数の葬儀社を比べる際にも、冷静に見比べることができるようになります。また、家族に情報共有する際にも、資料があることで説明がしやすくなります。
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事前相談でよくある不安 Q&A
最後に、葬儀社の事前相談で多くの人が不安に感じることについて、Q&A形式でお伝えします。
Q.事前相談をしたら契約しないといけないの?
A:事前相談をしたからといって、その場で契約をしなければいけないということは全くありません。
事前相談の目的は、疑問を解消したり、費用の目安を把握したりすることです。多くの葬儀社でも、事前相談は情報提供の場と位置づけられています。それを前提とした上で、もちろん話を聞いて合わないと思ったらその場で断っても問題ありません。
Q.何社くらい比較すればいい?
A:葬儀社によって料金設定の仕方や対応もさまざまなので、理想は3社です。3社以上比べることで相場や自分に合うかが見えてきやすいです。ただし、時間や体力的に難しい場合は、2社でも比較することで違いは見えてきます。
Q.家族にどう切り出せばいい?
A:葬儀の事前相談は、自分の死を予定しているようで家族に切り出しにくいことかもしれません。事前相談をすることは、「残されるご家族の負担を減らすため」という目的も大きいと思うので、そのことを率直に伝えることが大切です。
また、今すぐ葬儀の内容を決めるためのものではなく、「情報を集めておく」ためのものだと伝えると、家族も受け止めやすくなります。
「もしもの時にみんなに迷惑をかけないために、少しでも準備しておこうと思っているんだ」というように、切り出してみてはいかがでしょうか。
備えは「家族への配慮」、事前相談を活用しよう
葬儀の事前相談は、いざという時に慌てないため、そして残される家族の負担を少しでも減らすための準備のひとつです。
事前相談の場では、費用や葬儀の流れだけでなく、葬儀後の手続きやアフターサポートまで確認しておくことで、本当に自分たちに合った葬儀社かどうかを見極めることができます。
後悔のない選択をするために、ぜひ葬儀の事前相談を上手に活用してみてください。
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