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2025.01.15

「忌み言葉(いみことば)」とは?今すぐにチェック 

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「忌み言葉(いみことば)」とは?今すぐにチェック 

葬儀の場では、使用を避けた方がよい「忌み言葉(いみことば)」があるのをご存知ですか?
ご遺族に失礼のないよう、葬儀で使う言葉には細心の注意を払うことが大切です。

今回は、葬儀で使用すべきではない忌み言葉にはどのようなものがあるのか、また忌み言葉を使わずに本意を伝えるために、言い換えの言葉などもご紹介していきます。

これから葬儀に参列するご予定のある方はもちろん、喪主挨拶や遺族代表のスピーチ、弔電などでもつい使ってしまいがちな言葉が多いので、挨拶文やお悔やみの文章を考える際にも、ぜひ参考にしてください。

葬儀における「忌み言葉」とは?

葬儀では、不吉な言葉や不幸が続くことを連想させる言葉が忌み言葉として避けられています。日本には古来から言霊信仰(ことだましんこう)があり、不吉な言葉を発することによってかえって不幸を引き寄せてしまうと考えられていたことが忌み言葉の由来だと考えられています。
日常的に使われている言葉でも、葬儀の場では不適切とされる言葉があることを知り、葬儀に参列する際は、忌み言葉を使わないよう気をつけましょう。

葬儀の忌み言葉にはどのようなものがある?

葬儀で使用が避けられている言葉は、以下のように分類することができます。

1 不幸が続くことを連想させる言葉
2 不幸が重なることを連想させる言葉
3 直接的に「死」を連想させる言葉
4 不吉な言葉・縁起の悪い言葉

不幸が続くことを連想させる言葉

「引き続き」のように、続くことを連想させる言葉は、「不幸が続く」ことを意味するとして、葬儀の場では避けられています。よく使ってしまいがちな言葉と言い換え方を表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

忌み言葉 言い換え
引き続き これからも
再び 今一度・改めて
また さらに・改めて
続いて・追って 後ほど

 

不幸が重なることを連想させる言葉

「ますます」のように、同じ音を繰り返す「重ね言葉」は、葬儀の場では避けられています。よく使ってしまいがちな言葉と言い換え方を、表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

忌み言葉 言い換え
ますます もっと・一段と・より一層に
いよいよ 一段と
重ね重ね 深く
くれぐれも 充分に・よく・どうぞ
わざわざ あえて
みるみる 見る間に
どんどん たくさん
日々 毎日
つくづく 心から
たまたま 思いがけず
近々 近いうちに
かえすがえすも 振り返って
ぜひぜひ ぜひとも
たびたび よく
いろいろ 多くの
次々 たくさん・ひっきりなしに

 

直接的に「死」を連想させる言葉

「死亡する」のように、直接的に死について言及する言葉は、葬儀の場では避けられています。よく使ってしまいがちな言葉と言い換え方を、表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

忌み言葉 言い換え
死亡する・死ぬ 逝去する・亡くなる
他界する・永眠する
急死 急逝・突然のご不幸
生きていた頃・生きる お元気な頃・生前

不吉な言葉・縁起の悪い言葉

「消える」のように、直接的ではないものの不幸や死を連想させる言葉は、葬儀の場では避けられています。意外かもしれませんが、「大変」もそんな忌み言葉の一つです。「大変でしたね」のように気軽に使ってしまいがちな言葉なので気をつけましょう。よく使ってしまいがちな言葉と言い換え方を、表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

忌み言葉 言い換え
消える 逝去する・亡くなる
他界する・永眠する
大変でしたね ご愁傷様です
終わる ゴールを迎える
苦労の多い 努力(ご尽力)の多い
忙しい ご多用
切れる 新たな道を歩む

また、話し言葉ではなく書き言葉で気をつけたいのが、数字の4と9です。4は死、9は苦を連想させてしまうため、縁起の悪い数字とされています。使用しないようにしましょう。

宗教や宗派によって使っては行けない言葉がある

上記の言葉に加えて、故人の宗旨宗派によっては、使用を避けた方がよい言葉もあります。葬儀は故人の信仰していた宗教に基づいて行われます。日本では仏教に基づく葬儀が大多数を占めていますが、キリスト教や神道の葬儀に参列する機会もあるでしょう。宗教や宗派によって死生観の違いから、使ってはいけない言葉もそれぞれ異なるため注意が必要です。

宗教 死生観 使用が避けられている言葉
仏教 故人は極楽浄土を目指し旅立つ 浮かばれない・迷う

【故人が成仏できない/冥土で迷ってしまうことを連想させるため使用が避けられています】

神道 故人の魂は家に留まって守り神になる ご冥福・ご供養・往生・成仏する

【仏教用語のため神道・キリスト教の葬儀では使用しません】

キリスト教 死は嘆き悲しむものではなく神様のもと永遠の安らぎを得ることである

また同じ仏教でも、浄土真宗は「往生即成仏(おうじょうそくじょうぶつ)」と言って、亡くなった方はすぐに仏様になられると考えられているため、「冥土」や冥土での幸福を祈る「冥福」あるいは仏になる前を意味する「霊前」は使用しません。

神道やキリスト教における「往生」「成仏」とは?

神道やキリスト教では、以下のような言葉が仏教における往生や成仏に値します。

神道 平安
キリスト教(カトリック) 帰天(きてん)
キリスト教(プロテスタント) 昇天(しょうてん)

葬儀での「話し言葉」や「書き言葉」で注意すること

忌み言葉以外にも、葬儀の場における挨拶や手紙では気をつけるべきマナーがあります。これから葬儀に参列するご予定のある方は、以下のポイントを押さえておきましょう。

そもそも長話はしない

葬儀の場では、参列者対応でご遺族は忙しくしています。相手を労りたいために、つい長話をしてしまいたくなるお気持ちはわかりますが、葬儀当日は手短にお悔やみの言葉を伝えるのみにとどめるようにしましょう。

故人の死因を尋ねるのはタブー

故人の死因を尋ねることは、ご遺族の悲しみを助長させてしまうことにつながります。「あの時ああすればよかった」などと後悔の気持ちが生まれ、自分を責めてしまう方もいらっしゃるでしょう。死因はご遺族から教えてもらえるタイミングを待って、むやみやたらにこちらから聞かないように気をつけましょう。

文章には句読点を打たない

手紙などの文章でお悔やみの気持ちを伝える際には、一般的な文章と違い、句読点は用いないことを覚えておきましょう。文章を区切るために用いる句読点は、「葬儀が無事滞りなく終わりますように」という願いを込めて使用を控えるのがマナーとなっています。句読点の代わりに、スペースを用いることで文章を読みやすくすることができます。

大切なことはご遺族を思いやる気持ちです

ここまで、葬儀の場では控えた方がよい忌み言葉や、言葉のマナーについてお伝えしてきました。葬儀では、ご遺族の気持ちを第一に考え、言葉遣いには細やかな注意が必要になります。知らず知らずのうちにご遺族を傷つけてしまわないよう、葬儀に参列する際は、忌み言葉についての知識も深めておくと安心です。また、死因を尋ねたり、長話をしたりしないよう、マナーを守って参列しましょう。

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