
故人が亡くなって初めて迎えるお盆を初盆または新盆といいます。
初盆・新盆は、通常のお盆より丁寧な準備が必要になることから、「何から始めればよいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。特に、5月〜7月は準備が集中しやすいため、希望に合った供養にするためにも、早めに動くことが重要です。
そこで今回は、5月から始めておきたい初盆・新盆準備を、チェックリスト付きで解説します。参列者の範囲やお布施の相場など、初盆供養でよくある疑問についてもお答えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
初盆・新盆の準備はいつから始めるべき?
初盆・新盆の準備は、僧侶の予定や、参列いただく親族の予定を早めに押さえておく必要があるため、5月から始められると安心です。お盆時期はお寺の繁忙期でもあるため、時期を逃すと希望の日時で供養ができなくなってしまうことも考えられます。
また、初めてのお盆であれば、盆棚や提灯などの準備にも時間がかかる場合があります。もちろんすべての準備を5月中にしておくということではありません。
5月のうちにしておきたい準備と、6月以降でも間に合う準備に分けて、効率よく進めていけるとよいでしょう。
5月から始めたい初盆準備チェックリスト
さっそく、5月中にはじめておきたい初盆・新盆準備を順番にお伝えします。
チェックリストを確認しながら、漏れのないよう進めていきましょう。
| 5月中にしておきたいこと チェックリスト | ||
| やること | 備考 | |
| 菩提寺への連絡・日程相談 | 法要日時・読経の有無確認/お布施の確認 | |
| 会場の検討 | 自宅/斎場/お寺 | |
| 参列者の範囲を決める | 家族のみまたは親族までなど | |
| 盆飾り・白提灯など必要なものを把握する | 実際購入するのは6月以降でも可。 | |
①菩提寺への連絡・日程相談
初盆・新盆の準備で最初に行いたいのが菩提寺への連絡です。早めに日程調整を行っておくことで準備をスムーズに進めることができます。逆に、ここで遅れをとってしまうと、その後の流れがすべて後ろ倒しになってしまうため注意が必要です。菩提寺への連絡時期と伝える内容は、以下のとおりです。
いつまでに連絡する?
5月中旬頃までには連絡できると安心です。
何を伝えればいいの?
・亡くなった日(命日)
・初盆、新盆を迎えるという事実
・法要をお願いしたいこと
なお、「参列者の人数」や「会場の希望」も伝えられればよいですが、この時点では「検討中です」でも問題ありません。
②会場の検討
菩提寺へ連絡する際に、同時進行で考えておきたいのが会場をどこにするかです。
会場の選択肢としては、「自宅」「お寺」「斎場」のいずれかが一般的です。どこがよいかは、ご家族の状況に合わせて決めることが大切です。それぞれのメリットやデメリットは、以下のとおりです。
自宅
10名程度の少人数の場合に向いています。また、移動の負担が少なく、慣れ親しんだ空間で供養を行えます。
ただし、準備や後片付けの負担は大きく、スペースの確保や近隣への配慮なども必要です。またマンションの場合、スペースの制約があり、エレベーターなど共用部分の使用などで近隣への配慮が必要になることも多いため難しい場合も少なくありません。
向いているケース
・戸建てに住んでいる
・親族中心で少人数の法要を希望している
・故人が過ごした自宅で供養したい
お寺
厳かな雰囲気の中で供養を行えるため、しっかりとした形式で供養を行いたい方におすすめです。
準備の手間は少ないですが、お寺が会場となる場合は、会食会場が別になることも多いため注意が必要です。また、人数制限がある可能性もあるため事前に確認しておきましょう。
向いているケース
・菩提寺との関係性が深い
・正式な形で供養したい
・準備の手間を省きたい
斎場
設営や片付けを任せられるため準備の手間が少なく、葬儀社の斎場であれば返礼品や会食などの手配もまとめて依頼できるため安心です。最近は、できるだけ負担を減らしスムーズに進めたいという需要から、斎場を選択するケースが増えています。斎場を利用する場合、事前予約が必要ですが、お盆前は混み合うため、なるべく早めに押さえておくことが大切です。
向いているケース
・準備の手間を省きたい
・人数がやや多い(あるいは読めない)
・返礼品や会食の手配も任せたい
初盆の準備は、会場・日程・僧侶の調整などをそれぞれ進める必要があり、初めての方にとっては負担に感じることも少なくありません。そのような心配を少しでも軽くするためにも、事前に葬儀社へ相談しておくと、全体の流れを整理しながら準備を進めることができ安心です。
家族葬のタクセルでは、初盆・新盆の準備に関する事前相談を承っております。
会場選びから日程調整、必要な手配までトータルでサポートさせていただきます。
ご家族の状況に合わせた無理のない形をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
③参列者の範囲を決める
次に決めたいのが、参列者の範囲です。初盆にお招きする人の範囲に、明確なルールはありませんが、一般的には兄弟姉妹や叔父・叔母など、2〜3親等程度の親族を目安にされることが多いです。「家族のみ」「3親等以内の親族まで」「親しいご友人も含める」など、ご家族の考え方に合わせて決めていきましょう。迷う場合は、事前相談で一般的なケースを確認しておくと安心です。
④盆飾り・白提灯など必要なものを把握する
初盆・新盆では、通常のお盆より丁寧に盆飾りを準備するのが一般的です。特に白提灯は、初盆ならではの準備となるため、「誰が用意するのか」「ひとつなのか一対(2つ)なのか」「どこに飾るのか」「どこで買えるのか」などを早めに確認しておきましょう。
6月以降に行う準備・手配
ここからは、6月以降に進めたい準備についてお伝えします。
白提灯の手配をする
通常のお盆では絵柄の入った提灯を飾りますが、初盆は、初めて故人がこの世に帰ってくる機会のため、故人が道に迷わないための目印として、玄関や軒先などに白提灯を飾ります。
この白提灯は初盆の時だけ使用し、2年目以降は使用しないため、初盆・新盆後はお焚き上げをしたり、お寺に納めたり、送り火で燃やしたりすることが一般的です。オリジナルの家紋入りの白提灯を依頼する場合などは、注文から品物が届くまで2〜3週間かかることもあるため、6月までには注文を済ませて、7月頃に到着するという流れが一般的です。お盆の時期から逆算して、適切なタイミングで注文しましょう。
なお、白提灯には電池灯がついている場合とついていない場合があります。ついていない場合は別途購入の必要があるため注意が必要です。また、もしタイミングを逃してしまった場合は、レンタルを活用したり、近所のホームセンターや大型スーパーに手頃な価格の白提灯が販売されていたりする可能性もあるので、そちらも探してみましょう。
案内状の送付・参列者への連絡
法要を行う1ヶ月〜1ヶ月半前を目安に、参列者に案内状を送付します。案内方法としては、「往復ハガキ」や「手紙」「電話」「メール」などがあります。親しい間柄であれば電話やメールといったカジュアルな連絡方法をとることもありますが、往復ハガキや、封筒に案内カードと返信用はがきをセットにした手紙で連絡することが一般的です。
案内状に記載する内容
・場所
・会食の有無
・香典について
・平服かどうか
会食・仕出し料理の手配
会食をどうするかは、6月中に決めておきたいことの一つです。人数の目処がついたところで会食会場や仕出し弁当の予約を進めましょう。
料亭や会席料理のお店を予約する場合は、法要を行う1ヶ月前までに予約をしておくと安心です。仕出しやお弁当の場合は、1〜2週間前でも間に合うケースが多いですが、お盆時期は混み合うため、早めに予約しておくことをおすすめします。
また、最近では会食を行わず、お弁当や折詰をお持ち帰りいただく形にするご家庭も増えています。
盆飾り・お供え物の準備
白提灯以外の盆飾りやお供え物の準備は、6月後半〜7月に行います。
一般的な盆飾りで用意するものは以下のとおりです。
基本的な盆飾り
・位牌
・遺影写真
・花(仏花)
・線香、ろうそく
・供物(果物、菓子など)
・ほおずき
・きゅうりの馬、なすの牛
・真菰(まこも)ござ(盆棚の上などに敷く敷物)
・水の子(洗ったお米や野菜を蓮の葉に盛って水を張ってお供えするもの)
・迎え火、送り火の道具(地域による)
※霊園や墓地には、共用のバケツや柄杓が用意されていることが多いです。ただし、すべての墓地にあるわけではないため、心配な場合は自宅から持参すると安心です。
真菰ござや水の子、迎え火・送り火などは、地域や宗派によって行い方が異なります。すべてをそろえなければいけないというわけではなく、住宅事情などに合わせて無理のない形で準備することが大切です。何を準備すればよいか迷う場合は、菩提寺や葬儀社に確認しておくと安心です。
返礼品の手配
香典をいただいた方への返礼品は、法要の1〜2週間前くらいには手配しておきましょう。返礼品としてよく選ばれている品物は以下のとおりです。
・海苔
・お菓子
・そうめん
・調味料
・カタログギフト
・タオルなど
当日の流れ・席順・役割決め
法要の1〜2週間前には、当日の流れや担当者を決めておきましょう。
具体的には以下のことを確認しておくとよいでしょう。
・会計係
・僧侶の対応をする担当
・焼香の順番の確認
・会食の席順の確認
・返礼品をお渡しする担当
・写真撮影担当
ちなみに、席順は仏壇や祭壇に近い位置が上座となり、一般的には、「施主(喪主)、ご家族、ご親族、友人・知人」の順に座ります。焼香の順番も、施主、遺族、親族、友人・知人の順で行うのが一般的です。
また、会食の席順は、一般的に入口から遠い席が上座となり、僧侶や年長の親族、故人と関係の深い方からご案内します。施主やご家族は、挨拶や会計、僧侶への対応などで席を立つことが多いため、入口に近い下座側に座ることが多いです。
6月以降でも間に合う?準備が遅れた場合の対応
初盆・新盆の準備は、早いうちに始めるのが理想ですが、「気づいたら6月になっていた」「何も準備していない」というケースも少なくありません。そのような場合は、「菩提寺への連絡」「会場の決定」「参列者の範囲の決定」を最優先に行いましょう。
時間があまりない場合は、無理にすべてを準備しようとせずに、たとえば「盆棚は用意せず仏壇前に飾る」「会食は行わず弁当や返礼品のみにする」など、簡略化した形で初盆を行うことも一つの方法です。
また、参列者の範囲を家族のみにすることで、日程調整や会場選びに融通がきくようになり、準備に遅れをとってしまった場合でもスムーズに進めやすくなります。
ちなみに、「初盆は多くの方をお招きして行うもの」というイメージを持つ方もいますが、最近は、家族中心でゆっくり供養を行う形も増えています。
初盆準備でよくある悩みと注意点
最後に、初盆・新盆の準備でよくある質問についてお答えします。
初盆のお布施はいくらですか?
初盆・新盆法要で僧侶にお渡しするお布施は、一般的に3万円〜5万円が相場といわれています。これとは別に、会場が寺院以外の場合は僧侶の交通費として御車代(5千〜1万円)を、僧侶が会食に参加されない場合は食事代として御膳料(5千〜1万円)を、別途お包みするのがマナーです。
どこまでの人を呼ぶべきですか?
初盆・新盆法要にお呼びする人の範囲について明確な決まりはありませんが、一般的には、近いご親族を中心にお声がけすることが多く、目安としては2〜3親等程度の親族までとするケースが多いとされています。
ただし近年では、同居のご家族だけで静かに行うケースも増えており、反対に親しかったご友人などをお呼びして行うケースもあります。参列者の範囲で迷った場合は、葬儀の規模感に合わせると無理のない範囲で行うことができます。
仕事や遠方で準備できない場合はどうすればいいですか?
忙しくてなかなか準備に手をつけられない方や、実家が遠方にあり何度も帰省して準備を進めるのが難しい方などは、ご家族のみの小規模な初盆・新盆にするのも一つの方法です。
規模を小さくすることで、日程調整や会場選び、会食や返礼品の手配などで、縛りや決めることが少なくなるため、準備の負担を軽減できます。
また、すべてを自分で準備しようとせず、葬儀社の力を借りることも検討してみましょう。葬儀社なら、初盆・新盆に必要なものを一式レンタルできたり、案内状や返礼品の手配を任せたりすることができます。また、会食会場の手配や、お寺とのお付き合いがない方には紹介サポートなど、準備から当日までのご負担を大幅に軽減することができます。
初盆の準備も葬儀社の「事前相談」を活用しよう
初盆・新盆の準備は、慣れていない人がほとんどです。その上、菩提寺への連絡から、会場や料理・返礼品の手配、案内状の作成や盆飾りの準備など、やるべきことが多岐にわたります。
葬儀社は、葬儀だけでなく法要の経験も豊富なため、事前に葬儀社へ相談しておくことで、準備の流れや必要な手配について案内してもらうことができます。また、会場や会食、返礼品などをまとめて手配できる場合もあり、ご家族の負担を減らしながら初盆の準備を進めることができます。
初盆準備について不安なことがある場合は、ぜひ家族葬のタクセルにご相談ください。
初盆・新盆準備は5月からが安心
初盆・新盆は、普段のお盆よりも丁寧な準備が必要になります。そのため、5月頃から準備を進めておくとスムーズです。
特に日程や会場、僧侶への連絡は、早めに進めておくことで、その後の案内状や会食、返礼品の準備をスムーズに進めることができます。
初盆は初めてという方も多いため、ご家族だけで進めるのが不安な場合は、早めに葬儀社の事前相談などを活用しながら、やるべきことを押さえておくと安心です。
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