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2025.06.01

家族葬や火葬式のオプションにはどういったものがあるの?

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家族葬や火葬式のオプションにはどういったものがあるの?

葬儀にはセットプランに追加できる様々なオプションサービスが用意されています。料理や返礼品のオーダーはもちろん、祭壇や棺をグレードアップするなどもオプションでできることの一つです。基本的にセットプランには必要最低限のものは含まれていることが多いですが、ご遺族のご希望に合わせて、オプションを加えることで、理想の葬儀に近づけることができます。

そこで今回は、家族葬や火葬式でオプションに加えることができるサービスの一例をご紹介したいと思います。家族葬や火葬式のセットプランには何が含まれているの?と疑問に思っている方も、ぜひ、参考にしてください。

葬儀のオプションサービスとは

葬儀のオプションサービスとは、葬儀プランに追加することのできるサービスのことをいいます。最近は一般葬や家族葬、一日葬や火葬式など、どの葬儀プランにもセット料金が設けられていることが多いですが、セットに含まれていないサービスは、オプションとして追加することになります。

葬儀のセットプランに含まれているサービスとは

オプションの紹介をする前に、まず、どのようなサービスがセットプランに含まれているかを、家族葬のタクセル家族葬プランを例にみていきたいと思います。

家族葬プランに含まれているもの
葬祭用品:棺 骨壷 位牌 装具一式 遺影写真
ご遺体の搬送・安置に必要なサービス:霊柩車 寝台車 枕飾り ドライアイス
葬儀の準備に必要なサービス:会葬礼状 役所手続き代行
葬儀当日に必要なサービス:進行スタッフ 案内スタッフ
葬儀後に必要なサービス:後飾り祭壇 アフターサービス

 
このように、セットプランには葬儀を行う上で必要最低限のサービスが含まれています。ただし、基本的に葬儀社のプランには、食事や返礼品にかかる費用は含まれていないことが多いので、通夜振る舞いや精進落としを行う場合の料理や、香典返しなどのお品物は、参列者の人数に応じて追加注文することになります。

また、火葬場の予約が取れないなどの事情から火葬までの期間が長引いてしまう場合などには、ご遺体を衛生的に保つためのドライアイスの費用が追加でかかってしまう可能性があることも念頭に置いておきましょう。

家族葬や火葬式のオプションはどんなものがある?

セットプランに含まれている内容についてご理解いただいたところで、さっそく、家族葬や火葬式で追加できるオプションサービスの一例をご紹介したいと思います。

ここでは一般的なオプションサービスのご紹介となりますが、オプションサービスの内容や費用は葬儀社によっても異なるため、依頼する葬儀社が決まっている場合は、必ずその葬儀社に費用や内容を確認してください。

棺のグレードアップ

ご遺体を納める棺を、標準的なものからより高品質なものやデザインされたものにグレードアップすることができます。

一般的に、セットプランに含まれている棺は標準的な木製の棺になりますが、素材を高級木材にしたり、職人による彫刻が施されたものにしたり、布張りが施されているものにしたり、好みに応じてよりデザイン性の高い棺に変更することができます。ちなみにグレードアップは、基本プランから差額を支払う形で可能になります。

骨壷のグレードアップ

一般的にセットプランに含まれている骨壷は、白磁のシンプルな骨壷になりますが、絵柄や模様がプリントされたものや、スタイリッシュな形状のもの、あるいは七宝焼や九谷焼といった高級な焼き物を用いた骨壷などに変更することができます。こちらも基本プランから差額を支払う形でグレードアップが可能になります。

位牌のグレードアップ

セットプランに含まれている標準的な位牌から、高級な木材を用いたものや、蒔絵や彫刻などのデザインが施されたもの、あるいは位牌のサイズを大きくするなど、より豪華なデザインに変更することができます。こちらも基本プランから差額を支払う形でグレードアップが可能になります。

花をグレードアップする

葬儀には、様々な場面で花が用いられます。たとえば、祭壇を飾る花、棺に捧げる別れ花、焼香台の上に飾る焼香花など、様々な形で会場を彩ってくれる花々ですが、葬儀社によっては、これらの花の種類やデザインをオプションで設定できる場合があります。「故人の好きだった花で会場を彩りたい」といったご希望がある場合は、葬儀社に相談してみましょう。

会食の料理を追加する

家族葬や火葬式では精進落としなどの会食を省略するケースもありますが、そのような会食を行う場合は、会食の際に振る舞う料理をオプションで追加することができます。

家族葬の場合は、通夜後の通夜振る舞いと葬儀後の精進落としの2回分の会食を用意することになりますが、通夜振る舞いと精進落としでは用意する食事の内容が異なるので注意しましょう

【通夜振る舞い】
立食あるいはオードブル形式
寿司や天ぷら、揚げ物、煮物などが中心
一人あたり2,000円〜5,000円程度が相場

 
【精進落とし】
コース料理あるいは仕出し弁当や会席料理
寿司や懐石料理などが多い
1人あたり3,000円〜8,000円程度が相場

 
会食は必ず行わなければならないものではないですが、参列者への感謝の気持ちを伝える場でもあるため、ご予算や家族の方針と照らし合わせて決めましょう。

返礼品を用意する

香典返しや会葬御礼の品物も、葬儀社のオプションサービスとして用意されています。香典返しは、香典に対するお礼の品で、会葬御礼は、葬儀に参列いただいたことへのお礼の品という違いがあります。

金額の目安 渡す時期など
香典返し いただいた額の1/3~半額程度の品物 忌明け後、挨拶状と共に郵送
または葬儀当日(即日返しの場合)
会葬御礼 500円〜1,000円程度の品物 葬儀当日にお礼状を添えて渡す

香典返しも会葬御礼も、不祝儀を後に残さないという意味から、お茶やお菓子、石鹸、タオルといったような「消え物」が選ばれます。また、最近は、受け取った人が好きな商品を選んでもらうカタログギフト方式を選ぶご遺族も多いです。

会葬礼状をグレードアップ

会葬礼状はセットプランに含まれていることも多いですが、基本的には定型分を印刷したものになります。故人の人となりやご遺族の想いを反映させた会葬礼状を作成したいという場合は、葬儀社に相談してみましょう。

葬儀社よっては、専門スタッフが遺族の想いをヒアリングした上でオリジナルの会葬礼状が作成できるオプションサービスを行っている場合があります。デザインや印刷に一工夫を加えることができる場合もあるので、ご希望に応じて確認するとよいでしょう。

納棺時のサービスを追加する

故人を棺に納める儀式を納棺といいますが、セットプランには簡易的な納棺しか含まれていないこともあるため、依頼する葬儀社に納棺はセットプランに含まれているか、含まれているとしたらどのような内容かを確認しておくことをおすすめします

家族葬や火葬式のプランでは、納棺は含まれていても仏衣への着せ替えなど簡易的な儀式のみであることが多くなっています。その場合、もしご希望があれば、生前のお姿に近づけるためのラストメイクや、入浴でご遺体を清める湯灌(ゆかん)などのサービスをオプションとして追加することができます。

メモリアルな演出を追加する

たとえば、故人の写真を収めたメモリアルブックやメモリアルプレートを作成したり、故人の生涯を映像にまとめたメモリアル動画を作成したり、などといったように、故人を偲び、遺された人の心を癒してくれる記念の品を作成できるオプションサービスもあります。

また、葬儀会場に、参列者と共に故人の思い出を共有できるメモリアルコーナーを作り、故人の愛用品や写真などを展示するサービスを展開している葬儀社もあるので、葬儀の演出の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

オプションサービスを利用して理想の葬儀を実現しよう

葬儀のセットプランには、葬儀に必要な葬送用品やサービスが含まれていますが、オプションサービスを追加することで、より理想の葬儀に近づけることができます。故人と過ごす最後の時間である葬儀を、心残りなく、より有意義なものにするためにも、「こうしたい」という希望を、まずは葬儀社に相談してみましょう。

家族葬のタクセルでは、24時間365日、無料相談を受け付けています。電話やメールはもちろん、対面やオンラインでのご相談も承っておりますので、葬儀に対するご不安や疑問点などありましたら、何でもお気軽にご相談ください。

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