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2024.08.06

自然死とは?穏やかな最期を迎えるために今からできることを解説します

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高齢化社会に入り、自然死も増加傾向にあります。厚生労働省の2022年の統計によると「老衰(ろうすい)」は日本の死因の第3位となっています。

老衰は、加齢によって身体機能が低下して死を迎える自然死の一種ですが、実は老衰だけが自然死というわけではありません。もしかしたら自然死が健康な若い方にも起こりうるということは、あまり知られていないのかもしれません。

今回は、自然死の定義や、自然死にはどのようなケースがあるのか、また自然死に備えるために私たちが今からできることについて、詳しく解説したいと思います。

自然死とは何か

特定の病気や外傷がなく、身体機能が低下することによって自然に死にいたることを自然死といいます。つまり病気や事故、殺害や自殺などではなく、その人の寿命によって亡くなったと考えられる死が自然死であるといえます。

安楽死との違い

安楽死は、治療法がなく死期が近いとされる患者様を、本人の希望に沿って苦痛のない形で人為的に死をもたらすことをいいます。人為的であるため自然死とは異なります。ちなみに日本では現在安楽死は認められていません。

尊厳死との違い

尊厳死は、延命治療を施さずに人としての尊厳を保った状態で死を迎えることをいいます。よく自然死と混同されがちですが、原因となる病気があるという点で、自然死とは異なります。

自然死にはどのようなケースがあるの?

平たく言えば寿命による死ともいえる自然死ですが、人の寿命はそれぞれで、ご高齢になって亡くなる方もいらっしゃれば、若くして亡くなる方もいらっしゃいます。ここでは、自然死とされる2つのケースについてお伝えします。

加齢による身体機能の低下

自然死の中でも最も多いのが、一般的に「老衰」といわれる、加齢による身体機能の低下が原因となるものです。
法医学用語だと老衰は、「加齢による心身の機能低下により、生命を維持することが難しいという状態」「老化により自然に亡くなった場合のこと」をいうとされています。

循環器トラブルによる突然死

老衰とは異なり、年齢に関係なく起こる自然死が、心不全心筋梗塞心筋症弁膜症などに代表される循環器トラブルによるものです。このような自然死は高齢者に限らず健康な若い方にも起こりうることです。医学的には、瞬間死あるいは急性症状の発現後24時間以内にお亡くなりになられた場合のことをいい、亡くなるまでの時間の速さや、事態を予測できないことなどが特徴にあげられます。

自然死は年齢に限らず起こりうること


自然死はご高齢の方に限らず、若者や乳幼児など年齢に関係なく起こりうることです。

たとえば赤ちゃんの自然死としては 「乳幼児突然死症候群(SIDS)」があります。 SIDSは、赤ちゃんが何の前兆もなく死にいたる病気で、赤ちゃんの死因としてよく耳にする「窒息」のように原因があるわけではありません。しかしながら乳児期の死亡原因の第4位となるほど、多くの赤ちゃんがSIDSによって命を失っています。

また昨日まで元気だった30代、40代の若者が突然亡くなってしまうということも、珍しいことではありません。そしてそれらの自然死は、何の前触れもなく、急に訪れるところが恐ろしいところです。

穏やかな最期を迎えるために今からできること

ここまでの流れで、自然死のリスクは年齢に関わらず誰もが持っているということを、お分かりいただけたのではないでしょうか。厚生労働省の統計によると、日本人の平均寿命は男性が81歳女性が87歳とされています。しかしこれはあくまで平均値であることを忘れてはいけません。寿命は人によってそれぞれなのです。

人は病気や老化で判断力を失った時に、ご自身に対する医療やケアのあり方、亡くなった後の希望などをご家族に伝えていない方のほうが圧倒的に多いといわれています。またそれは、突然死や急死であれば、なおさら難しいでしょう。

そのため、今できる備えを元気なうちから始めておくことが重要になります。考えられる備えとしては以下のことがあげられます。

ご自身の意思を伝えておく


最も簡単で、今すぐにでもできることとしては、もし自分に万が一のことがあった時に「こうして欲しい」という希望を、ご家族や身近な人に伝えておくことです。考えていることを伝えるだけなので、難しいと思わず、ぜひ今日からでも行動におこしてみてください。

エンディングノートを書く


エンディングノートは、ご自身の死に備えて書くノートのことです。特に決まったフォーマットはなく自由に書くことができるのですが、本籍地などの基本情報や、財産・資産に関する情報葬儀に対する希望パソコンのIDやパスワードなど細かい情報などを記載しておくことで、ご自身が亡くなった後、残されたご家族様が手続きなどで苦労することが少なくなります。ただしエンディングノートには法的効力がないため、遺産分割のための方法などを正式に表明したい場合は、遺言書を書く必要があります。

葬儀社の事前予約をしておく


大切な方を亡くされて、一番最初にご家族様がすべきことは葬儀社を探すことかもしれません。

ご家族様は、心身ともに大変な状況の中で葬儀の準備に奔走することになるため、事前にご自身が希望する葬儀社や葬儀スタイル、葬儀の内容などを決めて、ご自身の気に入った葬儀社に事前予約をしておくことで、そのようなご家族様の手間を、少しでも省いてあげることができます
また、ご自身の希望する葬儀の形を、元気なうちに決めておけるのも、事前予約のメリットの一つです。

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万一に備えて自分や家族のためにできることからはじめておこう

ここまで自然死について、その定義や考えられるケースなどをお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。お伝えしてきた通り、自然死は誰にでも起こる可能性があることです。しかも超高齢化社会ともいわれる近年の日本では、今後さらに加齢による自然死(老衰)は増加していく傾向にあることが予測できます。

エンディングノートを書き、ご自身の葬儀のことを考え、いつかは誰にでも訪れる最期に思いを馳せることは、今をよりよく生きる原動力にもつながります。

死をタブー視するのではなく、まずは見つめてみることが、穏やかな最期を迎える第一歩になるのかもしれません。

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