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2023.10.06

命日には何をする?お供物や法要のマナーも詳しく解説します

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仏教では、故人があの世へと旅立った日を命日といいます。

その一年後以降に毎年訪れるのが、祥月命日(しょうつきめいにち)です。一年に一度訪れる祥月命日には、何をすればよいのでしょうか。

毎月訪れる月命日との違いも含めて、命日に残されたご家族様がすべきことを、注意点もまじえてお伝えします。

祥月命日と月命日の違い

まず最初に祥月命日と月命日の違いについて簡単にご説明しておきます。

祥月命日亡くなられた日と「同じ月の同じ日」のことを指し、月命日亡くなられた日と「同じ日」を指します。たとえば2023年10月1日に亡くなられた方の祥月命日は2024年以降の10月1日で、2023年11月以降の祥月命日を除いた1日が月命日に当たります。

そのため祥月命日は年に1回訪れ、月命日は年に11回訪れることになります。

祥月命日にすること

年に1度訪れる祥月命日には、法要やお墓参りをして故人を追悼するのが一般的です。

法事・法要を行う

仏教では、故人が亡くなって翌年の祥月命日を一周忌、翌翌年の祥月命日を三回忌などといい、節目となる年ごとに故人を供養する法要を行います。これを年忌法要といい、三回忌以降は三と七のつく年を節目として、49年目の命日である五十回忌(または三十三回忌)で供養を終えるのが一般的です。

法要では僧侶による読経が行われ、ご家族やご親族が集まり故人の冥福を祈ります。特にお亡くなりになって1年目の一周忌には生前ご縁のあった方々をお招きして大々的に行われることが多いです。

なお、法要の後に集まった方々で会食を行うのが一般的ですが、法要から会食までの一連の行事を総称して「法事」といっています。

お墓参りをする

祥月命日には、お墓参りをするのが一般的です。

お墓の掃除をしたり、お供物をしたりしてお墓の前で手を合わせます。一周忌や三回忌などの年忌法要が重なった場合は、法要の前にお墓参りをします。お墓参りの服装に特に決まりはありませんが、法要がある場合は相応しい服装でお参りをしましょう。

仏壇にお供物をする

お墓が近くにない場合は、仏壇や遺影、位牌にお供物をしたり、仏壇を掃除するのもよいでしょう。故人が生前好んでいた食べ物などをお供えし、線香をたきます。

卒塔婆をたてる

お墓に塔婆をたてて供養する方法もあります。よくお墓の裏に立てられている梵字が描かれた長細い板のようなもののことを卒塔婆といいます。仏教ではこの卒塔婆をたてることで供養になると言われています。

直接お墓にお参りができない場合には、お墓に電話をして卒塔婆を立ててもらってもよいでしょう。ただし追善供養という考え方のない浄土真宗においては、卒塔婆は用いられていません。

月命日にすること

続いては、毎月訪れる月命日にすることをお伝えします。

月命日も祥月命日とやることはほとんど変わりません。ただ月命日は、祥月命日のように法要は行わず、ご家族様だけで小規模に行われることが多いです。必ずしなくてはならないというものではありませんが、お墓参りをしてお墓に手を合わせたり、仏壇の掃除をしたり、故人の好物をお供えしてあげましょう。

また、地域によっては月命日にも僧侶に読経してもらう「月参り」という慣習もあるので、お住まいの地域のしきたりや慣習がある場合はそれに従いましょう

命日の法要のマナー

法要の日程の組み方

一周忌や三回忌などの年忌法要は祥月命日の日に行われるものですが、命日が平日だった場合などは、みなさんのご都合に合わせて日程を変更する必要が出てくると思います。その場合は、祥月命日よりも前の日程のご都合の良い日に繰り上げるようにしましょう。命日より後に繰り越すのは良くないとされています。

たとえば命日が10月1日だったとして、その日が平日でみなさんの都合がつけられないとしたら、それよりも前の9月の都合の良い土日に変更するというイメージです。

法要の連絡

親族やご縁のあった方などをお呼びする場合、法要の1ヶ月前までには案内状が手元に届くよう、なるべく早めにお送りしましょう。直前に日程をお知らせするのは相手に失礼にあたりますのでなるべく避けてください。

法要の服装

一周忌・三回忌までは遺族は正喪服または準喪服、参列者は準喪服で参列します。ただし、「平服でお越しください」と記載がある場合は、それに従い略喪服で参列します。また七回忌以降は家族も参列者も全員が略喪服でよいとされています。

平服(略喪服)の場合でも、基本的には、肌の露出が多い服装や華美なアクセサリー・髪型などは避け、黒やグレー、濃紺のような、地味目な色の服装で参列しましょう。また殺傷をイメージさせる革製品のバッグや洋服も避けるようにします。

年忌法要はいつまでするの?

亡くなった方への年忌法要をすべて終えることを「弔い上げ」と言いますが、一般的に弔い上げは三十三回忌もしくは五十回忌に迎えます。弔い上げの後は、故人様の魂は仏となり、ほかのご先祖様と一緒に信奉されます。

命日のお供物のマナー

命日にお墓や仏壇に供える品物については、いくつか禁忌事項があります。ぜひ、お品物を選ぶ際の参考にしてください。またお供物を持参する際には、お参りの際のお供物ということがわかるように必ず「のし」をつけてお渡ししましょう。

殺傷をイメージさせるものはNG

仏教において、殺傷をイメージさせる肉や魚は、命日に限らずお供物として贈る品には適していません。

生菓子は避け、日持ちのする焼き菓子を

たとえ故人の好物だったとしても生菓子は日持ちがしないため好まれません。比較的賞味期限の長い、クッキーなどの焼き菓子が喜ばれます。

大きすぎるものは避ける

一升瓶や必要以上に大きなお菓子の詰め合わせなどはかさばるため避けましょう。持ち帰るご家族様のお気持ちに配慮したサイズの品を選びましょう。

トゲやツルのある花はNG

お花を贈る際には、棘やツルのあるものは避けましょう。また匂いが強い花や花粉が飛びやすい花も好まれません。一般的には菊の花など白を基調としたものが選ばれています。

(まとめ)祥月命日のマナーを守ってよい供養を

祥月命日は、故人様を偲ぶために法要やお墓参りなどを行いますが、お供物や服装のマナーの中には意外と知られていないことも多いです。一年に一度の大切な日に失礼があってはいけませんので、マナーや注意点は事前にチェックをしておくと安心です。気持ちのよい祥月命日にするために、このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。

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