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2023.11.30

【仏壇の選び方】仏壇の基礎知識と購入前に押さえておきたい注意点を解説

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ご家族がお亡くなりになり、急に仏壇が必要になるという場合があります。
決して安い買い物ではない仏壇ですが、「選び方がわからない」というお声もよく耳にします。種類や値段の違いも様々で、宗派によって仏壇に安置するご本尊なども変わるため、新しく仏壇を購入するにあたっては仏壇の基礎知識を事前に頭に入れておくと安心です。

今回は仏壇を購入するにあたって知っておきたい「仏壇の種類」「宗派による違い」「買う前に気を付けるポイント」などを解説します。

購入前に知っておきたい 仏壇の基礎知識

仏壇には3つの種類がある

仏壇の種類は大きく分けて3つの種類があります。

1.モダン仏壇・・・フローリングとも相性がよくインテリアになじむモダンな仏壇
2.唐木仏壇・・・美しい木目を活かした伝統的な仏壇
3.金仏壇・・・外側は黒塗り、内側に金箔や金粉などで煌びやかな装飾が施された仏壇

また、上記の仏壇にはそれぞれ床に直接置く「台付タイプ」と部屋にある棚や台などに置く「上置きタイプ」があります。

金仏壇は主に浄土真宗で用いられることが多いですが、浄土真宗は絶対に金仏壇でなければいけないというルールがあるわけではなく、また他の宗派が金仏壇を用いてはいけないというルールも特にはありません。

宗派によって本尊や仏具、向きが違う

仏壇の中心にはご本尊、その左右に脇侍が祀られますが、宗派によってご本尊や脇侍は違います。また厳密にはルールはないものの、仏壇を配置する向きも宗派によって傾向の違いが見られます。

【各宗派別本尊と脇侍・仏壇の向き】

宗派 本尊 脇侍 仏壇の向き
天台宗 釈迦牟尼仏
(寺院によっては阿弥陀如来、薬師如来など様々)
左:伝教大師
右:天台大師
「東向き」に配置することが多い
真言宗 大日如来 左:不動明王
右:弘法大師
「総本山」がある方角の壁側に配置することが多い
浄土宗 阿弥陀如来 左:法然上人
(または勢至菩薩像)
右:善導大師
(または観音菩薩像)
「東向き」に配置することが多い
浄土真宗(本願寺派) 阿弥陀如来 左:蓮如上人
(または南無不可思議光如来)
右:親鸞聖人
(または帰命尽十方無碍光如来)
「東向き」に配置することが多い
浄土真宗(大谷派) 阿弥陀如来 左:蓮如上人
(または南無不可思議光如来)
右:親鸞聖人
(または帰命尽十方無碍光如来)
「東向き」に配置することが多い
曹同宗 釈迦牟尼如来 左:常済大師
右:承陽大師
「南向き」に配置することが多い
臨済宗 釈迦牟尼如来 左:普賢菩薩
右:文殊菩薩
※臨済宗は宗派が多く各派で異なる
「南向き」に配置することが多い
日蓮宗 大曼荼羅
(または釈迦牟尼仏、三宝尊)
左:鬼子母神
右:大黒天
仏壇の向きに特に決まりはない

上記に加え、浄土真宗では位牌は安置せずに法名軸を飾るという違いもあります。

さらに青磁の香炉で、仏様の乾きを癒すためにお水やお茶を入れて「浄水供養」をする茶湯器は用いず、代わりに「華瓶(けびょう)」に水を入れ「樒(しきみ)」を挿して「香水(こうずい)」として供えます。

また浄土真宗の中でも本願寺派は黒仏具大谷派は金色や磨色の仏具を用いるなどの違いもあります。

このように浄土真宗とそれ以外の宗派とで仏具においては作法の違いが顕著に見受けられます。ほかにも仏具の色や形、用途は宗派によって異なる場合がありますので、もしわからない場合は、親族の年長者など詳しい方に確認してみるとよいでしょう。

仏壇の選び方

仏壇を選ぶ基準は、材質、デザイン、値段、宗派など様々です。時間が許せば何軒か仏具店を回って、気になる仏壇があれば店員さんの説明を聞いてみることをおすすめします。ここでは選び方のポイントをお伝えします。

材質やデザインから仏壇を選ぶ

仏壇を置く場所に合わせて、仏壇の材質やデザインを優先して選ぶ方法です。最近では、日本家屋に住む方は減少傾向にあり、マンションや一軒家でも洋風な家がほとんどだと思います。そのような場合は、フローリングのリビングに調和する家具調和型のモダン仏壇を選ぶなど、インテリアとの相性を優先して選ぶのも一つの方法です。

値段から仏壇を選ぶ

仏壇の値段はピンからキリまであります。安いものでは5万円くらいから手に入り、高いものだと300万円する仏壇もあります。高い仏壇はそれだけ長持ちしますが、安いものでも10年はもつといわれています。ミニ仏壇といって棚などの上に置く小さいタイプの仏壇には価格の安いものが多く、また省スペースなので、家のスペースをとりたくないという場合にはおすすめです。

宗派から仏壇を選ぶ

前述の通り、仏壇の種類は宗旨宗派によって決められている部分もあります。ご先祖さまが特定の宗派に属している場合は、その宗派で決められた作法に従って仏壇を選ぶという選択肢もあります。

仏壇を購入する際の注意点

続いては仏壇を購入する際に注意したいことについてお伝えします。

購入前にどこに置くかを決めておく

基本的に仏壇を置く場所に決まりはありません。しかし、購入する仏壇のサイズにも関わるため、購入前に置き場所は決めておいた方がよいでしょう

仏間や床の間がある家ならそちらに置くのが自然ですが、仏間のない家であれば人が集まるリビングに置かれることが多いです。またサイドボードなどの既存の台上に置くのか、床置きにするのかによって購入する仏壇のタイプ(「上置きタイプ」「台付タイプ」)が変わります。

場所が決まったら寸法をはかってサイズ感をメモしておきましょう

正座がつらい場合はイスに座るタイプを

ご高齢の方の中には、正座がつらいという方も多いと思います。そのような場合はイスに座ってお参りができるタイプの仏壇がおすすめです。

仏壇は一度購入したら何世代に渡って使うものですので、せっかく新しく購入するのであれば、ご自身やご家族の状況に合わせて負担の少ない仏壇を選びましょう

仏具とセットの値段かを確認する

金額の表示の仕方は仏具店によっても様々です。表示価格が仏具もセットになっている価格か、仏壇単体の価格かは購入前に確認しましょう。購入後に、実は仏具は別売りだったとなると、さらに費用がかさんでしまいます。

仏壇が家におけない場合はどうすればいい?

最後に仏壇をおくスペースが家にないなどの理由から仏壇を購入できない場合についてお伝えします。そのような場合は、手元供養という形で仏壇の代わりにすることもできます

手元供養とは、ミニ骨壷や小さなケースに遺灰を納め、自宅に置いたり、ペンダントやブレスレットにして身につけたりする供養方法です。ミニ骨壷を利用する場合は折り壇という専用の壇も販売されているため、それを自宅に置いて仏壇代わりにするという人もいます。またアクセサリーとして普段から身につける供養方法であれば、故人様をいつも身近に感じられるというメリットがあります

仏壇選びは、事前準備とリサーチが大切

いかがでしたでしょうか。
いざ仏壇を購入するなると数万円〜数十万円の費用がかかります。必要に迫られてじっくり考える余裕もないという方も多くいらっしゃると思いますが、後悔のない仏壇選びにするためにもこの記事を参考に、事前準備やリサーチを行うことをおすすめします。また購入前に、仏壇のプロフェッショナルであるお店の人とよく話し、相談することも大切です
長きに渡って部屋の一部となる仏壇ですので、空間に見合ったお気に入りの仏壇を見つけられるといいですね。

家族葬のタクセルでは、アフターサポートの一環として、四十九日法要までに準備しておきたいお仏壇やご本尊、花立や香炉などの仏具に関するご相談も無料で承っております。仏壇のことで迷われた時などは、ぜひお気軽に相談ください。

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