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2024.03.30

【後飾り祭壇とは?】宗教別|自宅での飾り方や処分方法 

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葬儀の準備をしていると「後飾り祭壇」という言葉を耳にする機会があると思います。後飾り祭壇とは、葬儀後に故人様のご遺骨を一時的に安置する祭壇のことです。

今回は、後飾り祭壇の準備の仕方から処分方法まで、喪主やご家族様が知っておくべき基礎知識をお伝えします後飾り祭壇の種類や、宗教による違いにも触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

後飾り祭壇とは?

故人様を火葬した後、ご自宅でご遺骨を安置する際に用いられる祭壇のことを後飾り祭壇といいます。「自宅飾り」「中陰壇(ちゅういんだん)」と言われることもあり、ご遺骨を安置する以外に、お通夜や葬儀に参列できなかった方がお参りするための場所としての役割も果たしています。

後飾り祭壇の準備は誰がする?

後飾り祭壇は、葬儀社のセットプランに含まれていることが多く、その場合、準備や設置は葬儀社がしてくれます。そのため念の為セットに含まれているかどうかは、事前に確認しておいた方がよいでしょう。もし含まれていなかった場合は、オプションとして追加料金がかかってしまうため注意が必要です。

また祭壇は葬儀社が用意してくれますが、祭壇に飾る飾りはご家族様が用意する必要があります。飾るものや飾り方は宗旨宗派によって異なりますので詳しくは次章で説明します。

いつ準備するの?

後飾り祭壇は、火葬が終わって、遺骨がご自宅にお戻りになるまでの間に準備しておく必要があります。そのため設置場所はきれいに掃除しておきましょう。

どこに設置するの?

後飾り祭壇の設置場所は、ご自宅に仏壇があるかないかで異なります。

【仏壇がある場合】
仏壇の前かそばに設置

【仏壇がない場合】
家の北側または西側に設置

安置期間は?

後飾り祭壇は、四十九日までの間に故人様を安置する仮の祭壇という位置付けになります。そのため、安置期間は四十九日法要までの間となります。

【宗教別】後飾り祭壇の種類と飾り方

後飾り祭壇は、前述の通り葬儀社が用意してくれることが多いですが、ご家族様が用意する場合もあると思いますので、ここでは後飾り祭壇の種類を解説しておきます。後飾り祭壇は高級感のある白木(木製)のものから、経済的なダンボール製のもの、また2段式・3段式といったように材質や段数による違いがあります。どのような後飾り祭壇を揃えるべきかは、宗教によっても異なります

仏教の場合

仏教では白木を用いた後飾り祭壇が一般的で、上に白い布をかけることが多いです。段数は2段か3段のものを設置スペースに合わせて用います。飾るものは位牌や遺影、仏具や供物となりますが、仏具は家にあるものを用い、新たに購入する必要はありません。

【飾り方】
・2段の場合
1段目:香炉・花立・火立・線香差・湯呑・仏飯器・おりん など
2段目:遺影・白木位牌・骨壺

・3段の場合
1段目:香炉・花立・火立・線香差・湯呑・仏飯器・おりん など
2段目:遺影・供物
3段目:白木位牌・骨壺

宗派や地域によって飾り方が異なる場合がありますので、ご不安な場合は近所の信頼できる方や葬儀社に聞いておくと安心です。

・浄土真宗の場合
浄土真宗は、他の宗派と大きく慣習が異なります。後飾り祭壇も、段数が一段となり、向かって左から遺影・位牌・骨壷の3点を配置するシンプルな祭壇となります。

【仏式の供物】
お水・お茶・生花や果物・仏飯など

神道の場合

神道の後飾り祭壇は「仮霊舎(かりみたまや)」と呼ばれています。左右4本ずつ合計八本の脚のある八脚案(はっきゃくあん)または八足と言われる長机のような台を複数並べて祭壇のように見立てる八足祭壇が正式とされますが、仏教と同様のものを用いても構いません。飾るものは仏教でいう位牌に相当する霊璽(れいじ)や、榊(さかき)などとなります。

【飾り方】
1段目:平次・洗米皿・水玉・火立 など
2段目:霊璽(れいじ)・榊 など
3段目:遺影・骨壷など

【神式の供物の例】
お神酒・水・洗米など

キリスト教の場合

キリスト教では、 プロテスタントは召天記念日カトリックは追悼ミサまで後飾り祭壇を飾っておきます。仏教や神道のような決まり事はないため、後飾り祭壇も小さめの机に白い布をかけるなどで問題ありません。また、近年ではダンボール製の祭壇を用いる家も増えています。ダンボール製の祭壇は、処分がしやすく費用も10,000円前後と経済的なことから、昨今の住宅事情なども相まって選ばれているようです。
そして、キリスト教の後飾り祭壇は、遺影と遺骨のみというシンプルな飾りつけになります。

【飾り方】
遺影・遺骨・十字架・聖書・お皿に乗せたパンなどが飾られますが、飾り方には特に決まりはありません。

【キリスト教式の供物の例】
パン・お菓子など

後飾り祭壇の処分方法

最後に後飾り祭壇の処分方法をお伝えします。
後飾り祭壇は、葬儀社が用意した場合は、葬儀社が回収するのが一般的です。
念の為、回収までがセットプランに含まれているかも確認しておくと安心です。

もし回収してくれない場合には、燃えるゴミとして自治体の回収日に出すことも可能です。祭壇を捨てるのには抵抗があるかもしれませんが、祭壇自体に魂は入っていないのでご安心ください。捨てる場合は、各自治体のルールに沿って適切な回収日に捨てるようにしましょう。

また仏具店によっては役目を終えた祭壇を引き取ってくれるサービスを行っている店舗もありますので、ゴミにしたくない場合は、そのようサービスをを利用してみてもよいかもしれません。

後飾り祭壇に飾られていた仮位牌の処分方法

ちなみに、後飾り祭壇に飾っていた仮位牌も処分します。仮位牌は文字通り仮のものですので、四十九日法要を行うお坊さんに依頼して、お焚き上げをしてもらうのが一般的です。お焚き上げには、故人様を天に返すという意味が込められています。

後飾り祭壇のマナーは宗教や宗派によってもさまざま

いかがだったでしょうか。後飾り祭壇は、仏教・神道・キリスト教で祭壇の種類や飾るもの、飾り方もさまざまです。また同じ仏教でも宗派による違いが見られることもあります。基本的には葬儀社が準備から処分までを行うケースが多いですが、その場合でも供物等のご用意はご家族様が行うことになりますので、そもそもセットプランに後飾り祭壇の準備と処分が含まれているかも含めて、事前に葬儀社のスタッフに確認しておくと安心です。

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