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2026.05.06

夏に亡くなった場合の初盆準備とは?流れと必要なものリスト

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夏に亡くなった場合の初盆準備とは?流れと必要なものリスト

故人が亡くなってから最初に迎えるお盆は「初盆(または新盆)」といって、大々的に法要を行うご家庭も少なくありません。

しかし、夏にお亡くなりになった場合、

「亡くなってすぐお盆を迎えたら、初盆はどうなる?」
「そもそも初盆は、いつ行うものなの?」

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

初盆は、一般的に「四十九日法要を終えてから初めて迎えるお盆」を指します。そのため、夏に亡くなった場合、初盆は翌年に行われるケースが多いです。

とはいえ、地域や宗派によって考え方が異なることもあり、

「何を準備すればいい?」
「家族葬でも初盆は行うべき?」

と悩む方も少なくありません。

今回は、夏に亡くなった場合の初盆の時期や、初盆までに準備しておきたいことをわかりやすく解説します。

初盆(新盆)とは?通常のお盆との違い

お盆は、ご先祖様の霊を迎えて供養する期間とされています。

故人が亡くなられて、四十九日の忌明けを迎えてから初めて迎えるお盆のことを「初盆(はつぼん)」または「新盆(しんぼん・にいぼん)」といいます。初盆では、親族が集まって初盆(新盆)法要を行うなど、通常のお盆よりも手厚く供養することが一般的です。

また、地域や宗派によっても異なりますが、故人の魂が迷わず返って来れるように、初盆を迎えるご自宅には白提灯を飾る慣習があります。

一般的なお盆の時期

お盆の時期には、地域差があります。
最も一般的なお盆は8月盆(8月13日〜16日までの4日間)ですが、東京や関東の一部地域では7月盆(7月13日〜16日の4日間)の地域もあります。

そのため、同じ「夏に亡くなった場合」でも、地域によって初盆を迎えるタイミングが異なることがあります。

夏に亡くなった場合、初盆はいつ行う?

同じ夏に亡くなった場合でも、翌年に初盆を行うケースと、亡くなったその年に初盆を行うケースがあります。

亡くなった年に初盆を行うケース

8月盆の地域で、6月上旬にお亡くなりになった場合は、その年に初盆を迎える可能性が高いです。8月13日までに四十九日法要を終えていれば、その年に初盆を迎えるケースが多くなるためです。

ただし、四十九日法要がお盆直前になる場合は、準備やご遺族の負担を考慮して、翌年に初盆を行うケースもあります。

地域や宗派によって考え方が異なるため、迷った場合は菩提寺や葬儀社へ相談すると安心です。

翌年に初盆を行うケース

夏にお亡くなりになった場合の多くは、翌年に初盆を行います。

たとえば7月1日にお亡くなりになった場合でも、忌明けを迎えるのは8月18日です。7月盆の地域でも8月盆の地域でも四十九日前にお盆を迎えることになるため、7月以降にお亡くなりになった場合、初盆は翌年となることがほとんどです。

初盆までに準備することリスト

初盆の準備は、お寺の予定を押さえたり、盆棚や白提灯など必要なものを揃えたりする時間も考慮し、1〜2ヶ月前から進めておくと安心です。

特に、お盆時期はお寺の繁忙期にもあたるため、菩提寺への連絡は早めに行うことをおすすめします。

一般的な準備の流れを、時期ごとにまとめると以下のようになります。

時期 やること
2ヶ月〜1ヶ月前頃 お寺に連絡し初盆の日程を調整する
法要を行う場所を決める(お寺・自宅・斎場)
参列者の人数と会食の有無を決める
1ヶ月〜2週間前頃 親族や参列者へ案内状を送る
返礼品を手配する
会食を行う場合は予約をする
白提灯・盆提灯を手配する
1週間前〜前日 盆棚(精霊棚)を飾る
お供え物や供花を購入する
僧侶へのお布施を用意する

お寺への連絡・日程調整

お盆時期はお寺の予約も埋まりやすいため、2ヶ月〜1ヶ月前までには僧侶の予定を押さえておく必要があります。

また、お寺によっては、複数のご家族をまとめて供養する「合同法要」が行われることもあります。 合同法要は、本堂に集まって一緒に読経を受ける形式が一般的で、個別法要よりも準備や費用の負担を抑えやすいという特徴があります。

一方で、個別にゆっくり供養したいと考える場合は、早めに個別法要の予約を取っておくと安心です。

法要を行う場所の決定

初盆法要は、主に「自宅」「お寺」「斎場・葬儀会館」などで行われます。それぞれに特徴があるため、参列人数や準備の負担を考慮しながら決めるとよいでしょう。

【自宅で行う場合】
故人を身近に感じながら供養できる一方で、盆棚(精霊棚)の準備や掃除、参列者対応など、ご遺族の負担は大きくなりやすい傾向があります。

【お寺で行う場合】
準備の負担を減らしやすく、厳かな雰囲気の中で供養できるのが特徴です。 お盆時期は予約が集中しやすいため、早めに相談しておくと安心です。

【斎場・葬儀会館で行う場合】
会食会場を併設している施設も多く、高齢の参列者がいる場合にも移動の負担を減らしやすいというメリットがあります。

案内状の送付

初盆の案内は、法要の1ヶ月前までに相手の手元に届くように手配しましょう。
返礼品や会食の手配もあるため、出欠の締切は、法要の2週間前頃までにしておくと安心です。

返礼品の手配

品物の選定は1ヶ月前頃からはじめておき、人数が確定次第本注文を行います。初盆の返礼品には、そうめんやゼリー、羊羹や焼き菓子などの食品や、タオルや洗剤などの日用品が選ばれることが多いです。参列者が持ち帰ることを考え、軽くてかさばらないものを選びましょう。

会食の予約

会食を行う場所は、法要会場に近い料亭やレストラン、ホテルなどが選ばれています。会場は遅くとも法要の2週間前までにおおよその人数で予約をしておき、1週間前頃までには正式な人数を伝えられるようにしましょう

白提灯・盆提灯の手配

白提灯は初盆のみで用いる提灯、盆提灯は絵柄の入ったもので毎年のお盆で用いる提灯です。

白提灯は初盆を迎えるご家庭で用意しますが、盆提灯は親戚から贈られることも多いです。もし贈られる予定がない場合は、ご自身で用意しましょう。

また、飾り方ですが、白提灯は玄関や軒先に目印として1個飾るのに対し、盆提灯は、仏壇や盆棚に左右対称になるように一対で飾るのが一般的です。 そのため、白提灯は1個、盆提灯は1対(2個)用意しましょう。

ただし最近は住宅スペースの関係で、盆提灯を「1個にする」「小さいサイズの提灯にする」あるいは「飾らない」という選択をするご家庭も増えています。

ご家庭の状況に合わせて検討するとよいでしょう。

初盆で必要になる主なもの

通常のお盆と初盆の大きな違いとして、まず挙げられるのが「白提灯(初盆提灯)」です。

白提灯は、故人が亡くなってから初めて帰ってくる際の目印として飾られるもので、初盆の時だけ使用するのが一般的です。

一方で、盆棚やお供え物など、基本的なお盆飾りは、通常のお盆と共通している部分がほとんどです。

地域や宗派によっても異なりますが、一般的なお盆で用意するものは以下の通りです。

・盆棚
・真菰(まこも)/盆ござ
・盆棚に飾るもの(遺影・位牌・精霊馬・盆提灯・供物・供花・ほおずきなど)

精霊馬とは、お盆の時期に飾られる伝統的なお盆飾りのひとつで、きゅうりやなすに割り箸や麻がらを刺して、馬や牛に見立てたものです。

一般的には、

きゅうり=馬
なす=牛

とされ、 「馬に乗って早く家へ帰ってきてもらい、牛に乗ってゆっくりあの世へ戻ってもらう」 という意味が込められています。

家族葬でも初盆は行う?

葬儀の規模や形式に関わらず、初盆は行うご家庭が多いです。そのため家族葬でも初盆を行うことが一般的です。

ただし最近は、家族葬の広がりとともに、初盆も家族や近しい親族のみで静かに行うご家庭が増えています。

以前は、初盆といえば、親族や近隣の方を広く招いて法要を行うことも多くありましたが、無理に大規模に行う必要はなく、故人を偲びながら無理のない形で供養することが大切です。

夏に亡くなった場合は、初盆の時期を確認して早めに準備を

夏にお亡くなりになった場合、初盆は翌年になることが多いです。ただし6月に亡くなった場合は、8月盆の地域であれば、その年が初盆となる可能性もあります。

お盆の時期や供養の考え方は地域や宗派によって異なるため、迷った場合は菩提寺や葬儀社へ早めに相談しておくと安心です。

また、初盆では、法要の日程調整だけでなく、提灯やお供え物、返礼品などさまざまな準備が必要になります。

初盆は、故人を偲び、あらためて感謝や祈りを捧げる大切な節目です。ご家族に合った形で、無理のない準備を進めていきましょう。

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